史上最高の娘役!女優花總まりさんの魅力を大紹介!

花總まり
花總まり
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ミュージカルや演劇の鑑賞中、きらびやかなドレスに見を包んだ登場人物を見て「まるで本物のお姫様みたい!」と思ったことはありませんか?

今回ご紹介する花總まりさんは、まさにお姫様や王妃様のような気品と美しさ、愛らしさを兼ね備えたミュージカル界には欠かせない女優さんです。

花總さんは宝塚歌劇団で長きにわたり娘役のトップを努め、宝塚退団後もオーストリア皇妃エリザベートやフランス最後の王妃マリー・アントワネットなど、観客を魅了する魅惑的なヒロインを演じています。

「宝塚史上最強の娘役」、「女帝」との呼び声も高い總まりさんのプロフィールや魅力、出演作品を見ていきましょう。

※写真出典 wowow 僕らのミュージカル・ソング2020より

■花總まりさんのプロフィール


出典:花總まりさん公式Instagram

花總まり(読み方 はなふさ まり)
出身:東京都
誕生日:1973年2月28日
年齢:49歳
血液型:O型
ファンからのニックネーム:はなちゃん、お花様
デビュー作(宝塚歌劇団在団時):月組「ベルサイユのばら-オスカル編-」
デビュー作(宝塚歌劇団退団後):「ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠に」
主な舞台出演作(宝塚歌劇団在団時):「エリザベート」、「ベルサイユのばら2001」、「ファントム」、「風と共に去りぬ」
主な舞台出演作(宝塚歌劇団退団後):「エリザベート」、「レディ・ベス」、「1789-バスティーユの恋人たち-」、「マリー・アントワネット」など
花總まりさんは1989年に宝塚音楽学校に入学して以来、今も現役で舞台の道を志し、今も演劇・ミュージカル界の第一線で活躍しています。
代表作といえば、やはり「エリザベート」や「マリー・アントワネット」のタイトルロール。

出典:ORICON NEWS公式You Tubeチャンネル

2022年4月には、前年12月に急逝した女優の神田沙也加さんの代わりに「銀河鉄道999 THE MUSICAL」のメーテル役を務めました。

ファン層も年齢が幅広く、宝塚時代から応援している人からは「はなちゃん」、若い世代のファンからは敬意を込めて「お花様」と呼ばれることが多いようです。

■宝塚歌劇団・史上最高の娘役


花總まりさん公式Instagram

宝塚歌劇団のファンからは、「史上最高の娘役」と称されることが多い花總まりさん。
そう呼ばれる理由として、花總さんは宝塚在団時代に娘役トップに12年就任していたことが挙げられます。
これは今でも娘役トップの中で史上最長の就任期間であり、1994年に雪組の娘役トップに就任し、1998年には新設された宙組に組替えして2006年まで娘役トップを努めました。
5人の男役トップスターの相手役として宝塚の華やかな舞台を彩ってきた花總さんは、可憐で愛らしく、男役を慕い寄り添う娘役の夢々しさを体現したようなタカラジェンヌでした。

花總さんは2006年に当時の宙組男役トップである和央ようかさんと同時退団(宝塚ファンの間では添い遂げ退団と言います)し、その後は和央さんが立ち上げた芸能事務所のサポート役を担っていましたが、2010年に女優として復帰します。

現在は舞台を中心に、歌手や大河ドラマ・CMに出演する女優さんとしても活躍中です。

■25年間演じているエリザベート役

出典:東宝演劇公式You Tubeチャンネル

花總さんの印象的な役といえば、宝塚時代にも退団後の現在も演じ続けているミュージカル「エリザベート」のエリザベート役です。
2021年10月から2022年1月まで上演されている最新公演でも、花總さんは同じ宝塚歌劇団出身の女優愛希れいかさんとともにエリザベート役として出演中。
宝塚在団時を合わせると、花總さんは25年にわたってエリザベート役を演じています。


出典:花總まりさん公式Instagram

エリザベートは、15歳から60歳まで一人の女性の一生を演じる大役。
自由奔放な少女がオーストリア皇帝のもとに嫁ぎ、欧州の名門ハプブルク家の厳しいしきたりの中で死の間際まで自分らしい生き方を探すという壮大な物語を一人の女優が演じるのですから、観る側も演じる側も相当なカロリーを消費します。

史実から悲劇のヒロインと言われがちなエリザベートですが、花總さんは物語の進行に合わせてエリザベートの一瞬一瞬の心情を追及し、彼女の前向きな力を見出すようにしているそうです。
だからこそ、悲しみにも毅然と立ち向かう芯の強いエリザベートの姿が長きに渡って愛されているのでしょう。


出典:花總まりさん公式Instagram

そして何より、娘役の頃から培ってきた気品のある佇まいとドレスの似合う可憐な姿は、「美貌の皇妃」と称賛されていたエリザベートの姿そのものです。
2019年には、花總さんはエリザベートを演じてオーストリアの歴史と文化を広めた功績が評価され、オーストリア共和国 有功栄誉金章を受賞しています。

■実家がお金持ちという噂も!気になるプライベートは?

花總まりさんは宝塚時代の華やかな活躍から、「実家がお金持ちなのでは?」と噂されているようです。
花總さんというと本物のお姫さまのような美しいドレスの着こなしが印象的ですが、宝塚在団時には「豪華な衣装は自前で用意している」と言われていたとか。
実家がお金持ちというのはあくまで噂に過ぎませんが、あまりにもドレス姿がお似合いでお辞儀などの所作や身のこなしが美しい花總さんなら、お嬢様という噂が流れるのも納得ですね。


出典:花總まりさん公式Instagram

気になる花總さんのプライベートは彼女の公式SNSやブログからも垣間見ることができます。
2023年現在、花總さんは結婚しておらず独身。
趣味は幼少期から習っているバイオリンで、Instagramでは愛犬のらぴ太くんとの2ショットを度々投稿しています。

■今後の出演作品

ミュージカル「エリザベート」エリザベート役・・・2022年10月9日〜2023年1月31日(大千秋楽・福岡)

ミュージカル「おかしな二人」フローレンス・アンガー役・・・2023年4月8日〜26日(東京)※地方公演予定あり

ミュージカル「SUNNY」・・・2023年6月26日〜7月5日(東京)、2023年7月9日〜7月13日(大阪)

出典:梅田芸術劇場公式You Tubeチャンネル

「おかしな二人」は、同じ宝塚出身の女優大地真央さんとW主演を果たしたコメディ・ミュージカルの待望の再演。
「SUNNY」は2018年公開の映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を国内初舞台化するミュージカルで、花總さんが演じるのは映画で女優の篠原涼子さんが演じた主人公の奈美役です。
昔はギャルで現在は平凡な主婦という親しみやすい奈美を、花總さんがどのように演じるのか楽しみですね!

■まとめ

宝塚歌劇団では「史上最高の娘役」と謳われ、今もお姫さまのような眩いオーラと愛らしさを放つ女優の花總まりさんについて紹介しました。

花總さんの舞台の醍醐味である現実を忘れさせるような美しさと観客を心を掴む心情豊かな演技は、唯一無二。
観客の心を掴んで離さない花總さんの魅力は、これからも舞台の上で可憐に花開いていくことでしょう。