ファインディング・ドリーのあらすじ・登場キャラクター

ファインディングドリー

前作「ファインディング・ニモ」の伏線がかなり回収される重要なストーリーでもありつつ、「家族とはどんな存在か?」というテーマも織り込まれた作品のあらすじ・ストーリーを紹介します


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家族の大切さを描いた物語、「ファインディング・ニモ」。続編の物語になる「ファインディング・ドリー」では、にも探しに協力したドリーが主人公のお話が紡がれています。忘れっぽいドリーが家族との記憶を蘇らせたところからお話は始まります。

前作「ファインディング・ニモ」の伏線がかなり回収される重要なストーリーでもありつつ、「家族とはどんな存在か?」というテーマも織り込まれた作品になっています。血が繋がってるから家族・・・それ以上の意味合いを感じるドリーの深いつながりを感じられるかもしれません。

画像出典:ファインディングドリー公式ホームページ

■作品のあらすじ

前作から1年が経過したある日、両親の存在を思い出したドリー。探しに出かけますが、途中で人間に捕まってしまいます。行き先は「海洋生物研究所」。通称・魚の医者にやってきたドリーは、変幻自在のタコ・ハンクの協力で家族のいるエリアへ移動します。しかしたどり着いた時には両親が海へ向かった後でした。

海に出て家族と再会するドリーでしたが、彼女を探しに来たマーリンニモが水族館に連れて行かれそうになります。もうひとつの家族を守りたいドリーはみんなを巻き込んだ大作戦を決行。無事に仲間みんなと再会したドリーは家へ戻り、大好きな家族とともに生活する幸せをつかんだのでした。

■ストーリー紹介

今作は前作でも登場した、ナンヨウハギがメインとなるストーリーが展開します。それと同時にマーリンの心の変化やニモの成長ぶり、周囲のキャラクターに及ぼすドリーの発言にも注目して、最後までお楽しみください!


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◇ドリーが思い出した「家族」

マーリンとドリーがニモを探しに、シドニーまで冒険に出た出来事から1年が経ったある日のこと。学校の子供達と遠足へ行く予定だったエイ先生。ドリーは楽しそう!と付いていこうとしますが、そうすると迷惑がかかると思ったマーリンは遠回しに遠足を諦めるようドリーを説得します。

が、ドリーはエイ先生を哀れんで「私が助手をやる!」とポジティブに捉えてしまい、マーリンは阻止を諦めてしまいます。エイ先生も、やる気は充分だが超ハイテンションなドリーにお手上げ状態。そんな中、子どもたちから「ドリーはどこから来たの?」「家族はいるの?」「何でも忘れるのに家族がいたことは覚えてるの?」とど直球な質問を投げかけられます。

その後、早速遠足に出かける子どもたちとエイ先生。ドリーもついていきますが、子供たちが行ってはいけない「激流」があるというキーワードを聞き、何か引っかかりを感じるようになります。その引っ掛かりを気にしすぎて、エイの大移動の近くにいたドリーは巻き込まれて流されてしまいます。

気を失ったもののすぐに目を覚ましたドリーは、昔も同じように「激流」に巻き込まれて家族と離れ離れになってしまった事を思い出します。ニモはドリーが気絶した際、「カリフォルニア、モロベイの宝石」という言葉を発していたことを話します。

その言葉で、カリフォルニアのどこかにいる自分の両親がいることを確信したドリーはすぐに探しに行こうとしますが、危険な旅に出るのは二度と御免なマーリンはドリーを必死に止めようとします。それでもドリーが今までになく強く「逢いたい」と思っていることを伝えられ、マーリンはそれ以上止められなくなってしまいます。

ニモにまで「探しに行こうよ!」と言われ、さらに止まれなくなったマーリン。自力では難しい移動でしたが、以前激流を共に渡ったウミガメ・クラッシュの手を借りることで可能だと察したマーリンは、早速彼らとカリフォルニアの海流を下ることになります。

◇ドリーが思い出す「忘れること」

海流でモロベイにすぐたどり着いた3匹。海流を出てすぐの風景を、ドリーには見覚えのある風景のように感じていました。実は子供の頃にもこの場所を通ったことがあり、その頃の記憶が戻ったドリーは、両親の名前が「ジェニー」と「チャーリー」だったことを思い出します。

必死に両親の名前を呼び続けますが、その場にいたヤドカリ達が、何故か定期的に「シーッ!」と静かにするよう促してきます。マーリンもドリーを制止しようとしますが、ドリーも必死になっており脇目もふらずに大声を上げ続けていました。

そして・・・その声に叩き起こされたダイオウイカがマーリン達に襲いかかります!発光しながらも速い身動きと多数の足を使ってどんどん3匹の逃げ場を奪っていくダイオウイカ。コンテナに引っかかってしまうも、足を必死に伸ばしてニモを捉え、捕食しようとしてしまいます。

直前でコンテナが地面に衝突し、スキを突いて逃げることに成功する3匹でしたが、ニモは恐怖と逃げることの必死さに過呼吸状態に。ドリーも心配して駆け寄りますが、無自覚にも無神経なその態度にマーリンはドリーに怒りを示してしまい、自信を失ったドリーはその場から立ち去ります

それでもニモをなんとか助けたかったドリーは、必死になにかできることがないかを探して泳ぎ回ります。すると・・・頭上から「こんにちわ」と声をかけてくる存在が(日本語版では実名で八代亜紀さんが声をかけてくださる、ある意味貴重なシーンです!)。

声につられて水面へ出てしまったドリー。後を追いかけてきたマーリンとニモを見て更に興奮しますが・・・そこでボートに乗ってやってきた人間が「ゴミの付いた魚が弱っている」と勘違いしてしまい、ボックスに入れて連れて行ってしまったのです!

ドリーが連れて行かれたのは「海洋生物研究所」。魚たちを助けて、直して、海に返すことが仕事のその場所へ、理由もわからず連れて行かれたドリーを、必死に追いかけていこうとするマーリンとニモ。またしても離れ離れを経験してしまうことになったのです・・・。

◇摩訶不思議なタコ・ハンク

連れて行かれた先で水槽に入れられ、タグをつけられたドリー。混乱するドリーに声をかけたのは、姿や形を周囲の背景と同化させることのできる、まるでカメレオンのような不思議なタコ・ハンクでした。ハンクはドリーにつけられたタグがクリーヴランド水族館に送られてしまう魚である証拠だと説明。

しかし、ドリーが探していた「カリフォルニア、モロベイの宝石」とは、正しく連れてこられた海洋生物研究所であることを知り、海に対するろくな記憶がないハンクの「水族館でゆっくり一人暮らしがしたい」という気持ちと利害が合致。ハンクはドリーと交渉し、ドリーの家族と再会させる事を条件にタグを引き渡すことを要求。

無事交渉成立し、監視員の部屋の前にあった地図を確認するドリーはそこで、子供の頃に両親と家までの道に貝殻を置く遊びをしていたことを思い出します。その思い出に浸ってた時間が思いの外長く、飼育員から逃げようとしたハンクは飼育員に居場所を察されてしまいそうになり、さらに運悪く餌用のバケツに落ちてしまったドリー。

連れて行かれたのはジンベエザメのデスティニーの水槽。実はドリーとデスティニーは昔パイプを通して話し合う友達で、ドリーの家も知っていました!彼女の説明によると、ドリーの家は「オープンオーシャン」と呼ばれるエリア。デスティニーに「進めば行ける」と説明されますが、忘れっぽいドリーにすればパイプの中は恐怖そのもの。

不安になるドリーは、追いかけてきたハンクに一緒に来てほしいと頼みます。ハンクは中に入れないと突き放し、挙げ句「どうしてもだめなんだよ!」と激怒します。その言葉で、過去に上手く出来ない出来事に遭遇しても「他に道がある」と父親に言われたことを思い出したドリー。

パイプ以外の道を探ろうとして何かを見つけたドリーはデスティニーとハンク、そしてシロイルカのベイリーを巻き込んでオープンオーシャンへ向かおうと行動し始めます。

◇「認める弱さ」と「乗り越える弱さ」

一方のマーリンはニモから、ドリーに放ったマーリンの言葉の件で追求されていました。最初は言い訳がましくなるもだんだん自分の言葉を思い返し、責任を感じるようになっていくマーリンは焦りを見せます。そしてアシカのフルークとラダーから、連れて行かれた場所は「海洋生物研究所」、いわゆる魚の病院だと説明を受けます。

ドリーが無事であることを悟ったマーリンとニモは、海洋生物研究所に入りたい事を説明。そしてフルークとラダーはアビの群れを呼び寄せ、その中の一匹・ベッキーを使って「隔離所」へ行くよう勧めます。マーリンは気乗りしないものの、ニモの「ドリーは早くしないと僕たちを忘れちゃうよ?」という脅しに手が出ません。

結局マーリンは渋々勧めに応じることにし、ベッキーの持つバケツに入って空中を移動することにしますが、途中で大好きなポップコーンに目がくらみ、マーリンとニモを入れたバケツを木に引っ掛けて食べに行ってしまいます。怒ったマーリンはニモの助言も聞かずに、バケツを無理やり動かそうとします。

すると木の枝の反動で吹き飛ばされ、ニモとマーリンは研究所内グッズショップの水槽へ。その直後にベッキーは目的を遂行しており、ニモはさらに怒ってしまいます。そこでマーリンは自分の態度の悪さを、ニモもイライラしたことでマーリンにきつくあたっていたことを謝り、「ドリーならどうするか」という視点で考え直します

そして「目に入ったことから実行する」特性を思い出したマーリンは、目に入った時間差の噴水を使うことにします。無事に・・・とは行かないものの、噴水はタイミングよく吹き出し続け、マーリンとニモを反対側の研究所用の池に運んでくれました。

無事に侵入成功!ですが、何年も話し相手のいなかったシャコガイに捕まってしまい、話し相手にならざるを得なくなってしまいます・・・。

◇たどり着いた最悪の現実

ドリーはハンクと共に研究所内を移動しますが、だんだん行き場所を忘れたり思い出したりする中で記憶が混乱してしまいます。ハンクは耐えきれなくなり、とうとう「親とはぐれたのも忘れっぽいせいだろ!」とドリーに怒鳴り散らしてしまいます。

その衝動でベビーカーがバランスを崩し、道なりにそってベビーカーが勢いよく移動してしまいます。とうとうキッズコーナーの水槽に吹き飛ばされてしまうドリーは、子どもたちのふれあいタイムと重なってしまった水槽内の惨状を目撃したことで更に記憶が混乱してしまいます。

水槽内でハンクを見つけ、影で隠れたドリーはそこで普段自分が歌っていた泳ぎの歌が、親が作ってくれた歌であることを思い出し、怖がるハンクを勇気づけて泳ぎ続けることを提案します。数多に襲い来る子供の手に逃げ場をなくすハンクでしたが、突っつかれた拍子に吹き出した墨で子どもたちを退散させることに成功します。

ハンクは昔子供に手を引きちぎられ、その影響でタコなのに足が1本少なくなってしまっていたのです。子供へのトラウマが蘇っていたものの、ドリーに助けられたことを感謝するハンク。そしてふれあい水槽の隣に、目的としていた「オープンオーシャン」エリアの水槽を見つけたのです!

展示物を上手く使って移動するハンクと、瓶に入ってついていくドリーは、いよいよオープンオーシャンの入り口に到着します。ドリーはハンクにタグを渡し、「あなたのことを絶対に忘れない」と約束します。ハンクはドリーの様子に安心し、いよいよ彼女をオープンオーシャンへ投げ込みます。

ドリーは早速数々の魚たちに声をかけますが、その途中で貝殻の道を目にしたドリー。記憶と重なった貝殻の道を進んでいくと・・・そこには、思い出の我が家があったのです!デスティニーと会話したパイプや、かくれんぼしたあの庭もあります!そしてそこで、ドリーは親と生き別れた理由を思い出します。

ドリーは幼い頃、なぜか母親が泣いて父親と会話している姿を見ており、元気付けようと紫の貝殻を持っていこうとした拍子に「激流」に飲み込まれてしまったのです。すべての発端は自分・・・そう思った矢先、その場にいたカニが、「ナンヨウハギは水族館に行くために、隔離所へ行った」と説明を受けます。

隔離所はドリーが巻き込まれた、あの「激流」を発するパイプの向こう側。カニたちは簡単といいますが、覚えられないドリーにとっては恐怖しかありません。それでも両親と会うため・・・ドリーはカニから道の順序を聞き、意を決してパイプの中を進むことにします。

◇勇気を出して踏み出す一歩の成果

パイプに入ったドリー。でも早速行き順を忘れてしまい、とうとう迷子になってしまいます。しかし、この中が「パイプ」であることを思い出したドリーは、一緒にパイプを通して会話をしていた友達のデスティニーへ合図を送ります。

デスティニーはベイリーにエコロケーション(特殊な超音波で周囲を察知するクジラの能力)を使ってドリーの道案内をさせようとしますが、ベイリーは頭をぶつけたせいでできなくなったと思いこんでいました。それでもデスティニーはベイリーをせっつき、エコロケーションを無理やり実行させます。

すると・・・次第に慣れてきたベイリーは見えない壁や道が見えるようになっていきます!ベイリーの案内をデスティニーがドリーに伝えて、ドリーは必死に言われた道を進んでいきます。しかし、ベイリーの反応ではドリー以外の何かが近づいてる様子。逃げるドリーと遭遇したその反応は・・・マーリンとニモだったのです!

無事に再会した3匹は先を進み、いよいよ水族館行きの水槽がある「隔離所」へ向かいます。ナンヨウハギの水槽はまで、複数ある水槽を伝って飛び跳ねながら進みます。途中移動に失敗するも、見かけたハンクによって救出され、いよいよナンヨウハギの水槽に到着します!

しかし、水槽の中にはドリーの両親・チャーリーとジェニーの姿が見当たりません。実はドリーの両親は、ドリーがいなくなってすぐにパイプを伝って隔離所へやってきたのです。しかしオープンオーシャンへ何年経っても戻ってこなかったため、周囲のナンヨウハギはチャーリーとジェニー、並びにドリーが死んだと思っていたのです。

両親はもういない、ひとりぼっち・・・ショックで混乱する中、ハンクはドリーを瓶で連れ出しますが、マーリンとニモは水槽に取り残されてしまいます。更にハンクも人間に見つかり、ドリーは瓶が割れた影響で流れに乗ってパイプを抜け、海に放り出されてしまったのです。

真っ暗な海では誰も相手にしてくれず、自分が何とはぐれたのかも忘れかけていたそんな時、水底で貝殻出できた道を見つけます。道は複数に伸びており、その先には一つの小さな魚の住処がありました。そこに住んでいたのは・・・なんと、ドリーの両親だったのです!

両親は隔離所にドリーがいないことを知った後、「パイプを通って外に出たのかもしれない」と外へ抜け、貝殻の道を作ってドリーが見つけてくれるのを待っていたのです。ドリーは念願だった家族との再会に心がいっぱいになっていきます。しかし大事なことを忘れていました・・・マーリンとニモはまだ水槽の中です!

◇家族と集まるための「最後の闘い」

ドリーは置いてきてしまったマーリンとニモを助けようといろいろと考え始めます。心配する両親は止めようとしますが、ドリーはマーリンとニモを「もうひとつの家族だ」と力説。もう一度会いたいという強い気持ちは、両親の心をも変えていきます。

ドリーはデスティニーを呼び寄せます。今まで怖かった水槽の向こう側を、ドリーのためにジャンプして飛び越えたデスティニーと、彼女を勇気づけて一緒に水槽を飛び越えたベイリーは、ドリーに協力してトラック停止作戦を実行します。

橋渡ろうとしたトラックを見つけたドリーは、目の前にいたラッコ達を使って車を止めることにします。愛くるしいラッコの抱っこ姿に胸がキュンとなる・・・所で車は無事停止。トラックのドアをラッコにこじ開けさせ、無事にマーリンとニモ、ハンクにも再会したドリー。

しかし、今度は行き違いでドリーが水槽に取り残されることに。ドリーはハンクにも海へ付いてきてほしいと頼み、その熱意に押されたハンクは了承しますが説得の時間が長かったせいでまたしてもトラックは再出発。しかし、天井の非常口を見つけたハンクはドリーを連れて、無理やり車を停車させます。

そしてトラックを乗っ取り、高速道路を突っ切っていくハンクとドリー。旋回する道を周り続け、逆走して後戻りし、とうとう警察に道を包囲されてしまいます。それでも諦めないドリーは・・・トラックごと海へ落ちるよう判断を下します!

真っ逆さまに落ちるトラックは後ろの鍵が外れ、すべての魚たちが海へ放出。両親やマーリンたちとも再会したドリーは、またグレートバリアリーフの家へ戻ります。今度は仲間たちを連れて、みんな大事な家族として。そう、両親もドリーたちとともに暮らすことになったのです!

ハンクはエイの大移動でいなくなったエイ先生に変わって教卓を取ることに。デスティニーやベイリーも仲間に加わり、クジラやサメの生態について教えるようになりました。そしてドリーもドロップオフからの風景をを眺めながらマーリンの言葉に返すように自分への自信を取り戻せるようになっていました

■登場人物の紹介

ドリーキャラクター

ドリーキャラクター

ここでは、物語に登場する主要キャラクターを5名紹介しております。声優名は「キャラクター名(英語版吹き替え/日本語版吹き替え)」の表記で行っております。

◇ドリー

大人:エレン・デジェネレス/室井滋
幼少:スローン・ミュレー/青山らら
10歳:ルシア・ゲッディス/野呂真愛

ブルーのナンヨウハギ。極度の健忘症を持っており、幼少期からすぐ何でも忘れてしまうことを気にしていた。突如両親のことを思い出し、断片的な記憶を辿って両親を探す旅に出る。その旅の中でクジラ語を話せる理由や文字が読める理由を知っていくことになります。

◇マーリン(アルバート・ブルックス/木梨憲武)

オレンジのカクレクマノミ。

ニモの父親で、1年前にニモと離れ離れになる経験をしてから危険な冒険はうんざりしていたが、ドリーの両親に会いたい気持ちに押されて旅に同行する。実はドリーのことを信用していなかったことをニモに指摘され、少しずつドリーと家族になる気持ちを強めていく。

◇ニモ(ヘイデン・ローレンス/菊地慶)

オレンジのカクレクマノミ。

マーリンの息子で、1年前に人間に連れ去られた経緯を持つ。ドリーの気持ちが自分と重なっていたことから旅に同行することに。1年前より自信が付いたからか発言力が強くなり、思ったことは嫌味だろうと激励だろうとすんなり出てしまうため、マーリンもしばしば頭が上がらないシーンも。

◇ハンク(エド・オニール/上川隆也)

足が7本しか無い、変化自在のタコ。

昔、子供に足を引きちぎられた影響で足の数が少なく、そのトラウマもあって水族館でのんびり一人暮らししたいと思うようになっていた。最初ドリーは「タグをつけるための交渉材料」としか思っていなかったが、次第に仲間意識が強くなっていく。

◇デスティニー(ケイトリン・オルソン/中村アン)

極度に視力の悪い、メスのジンベエザメ。

ドリーが幼い頃、「海洋生物研究所」のパイプからクジラ語を使って話していたお友達。対面は初めてだったが、クジラ語の発音方法でドリーが友達であることを見抜いた。水槽の向こうに行くのを怖がっていたが、ドリーの言葉に後押しされて海への脱出を決行する。

■監督紹介

◇アンドリュー・スタントン

監督作品:「カールじいさんの空飛ぶ家」「メリダとおそろしの森」「トイ・ストーリー4」など
活動年:1995年~現在
エピソード:今作では監督と脚本を兼任。これまでにアカデミー長編アニメ映画賞を2回受賞した経歴を持つ(「ファインディング・ニモ」と「ウォーリー」)

◇アンガス・マクレーン

監督作品:「ニセものバズがやってきた」「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」など
活動年:2011年~現在
エピソード:日本のアニメが大好きで、特に好きな作品に「超時空要塞マクロス」「新世紀エヴァンゲリオン」「カウボーイ・ビバップ」が挙げられている。その他、趣味はレゴブロック。

■まとめ

筆者も意外と忘れっぽいところがあり、ドリーの気持ちがわかる場面が数多くあったのですが、それでもやはり忘れないのは「家族」のことです。どんなに離れていてもいずれは出会える、その言葉はすごく心に響きました。一人暮らしの方やしばらく家族に会ってない人でも同じ気持ちになるのではないでしょうか?

1と2、セットで見るとキャラクターごとの細かな成長も見える作品で、最後までハラハラドキドキが止まらぬままエンディングを迎えてしまいました^^;。みなさんもぜひ、心温まる物語を直接ご覧になってみてください!

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