白雪姫 映画のあらすじ・簡単3分で分かるストーリー解説

ディズニー初の長編アニメで世の中のアニメの印象をガラッと変えた白雪姫。あらすじ・ストーリー。7人の小人の名前を知っていますか?キャラクター紹介をします。

白雪姫



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ディズニー初の長編アニメーションにして、世の中の「長いアニメ作品は飽きられる」という概念を捨て去った、世の中のアニメに対するすべての印象を変えてしまった「白雪姫」。公開年を思わせない美しい映像と音楽は、今もなお愛される不朽の名作となって残っています。

「白雪姫」の物語をたどりながら、2022年で生誕85年目を迎える今作の歴史を感じ取っていただけると嬉しいです。

■白雪姫 作品のあらすじ

とある国に住む白雪姫は、その美しさを継母である女王に妬まれていた。

ある日、女王に殺すよう命じられた猟師に助けられ、森の奥にある7人の小人の家で住む事になる。

鉱山で働く小人たちは、白雪姫に家事を任せることにし、白雪姫も歌って楽しく仕事に励む。
一方、猟師の裏切りを知った女王は、自分を醜い老婆の姿に変え、毒りんごを携えて白雪姫のもとを訪れる。

女王は白雪姫に毒りんごを食べさせ、殺害に成功したことを大いに喜ぶが、小人に追われて登った山で雷に打たれ死んでしまう。
白雪姫は、のちに現れた王子様からのキスを受け目を覚まし、2人はお城へと帰っていくのであった。

■ストーリーの紹介

白雪姫©Disney

画像出典:STEAMCREAM

◇美しさへの妬み

昔々、とある王国のお城に、白雪姫という美しい12歳の女の子が暮らしていました。白雪姫は幼いものの優しく、可愛らしい見た目をしていましたが、継母の女王から召使いのようにこき使われ、端切れのような布でできた洋服を着せられて生活していました。

その女王ですが、彼女は自分がこの世で一番美しいことに喜びを抱いていました。というのも、女王が持っている魔法の鏡は、問いかけるとどんな質問でも正確に答えてくれるものだったのです。

女王は鏡に対し「されば魔法の鏡よ、この世で最高に美しい女は?」という質問を投げかけ、これまでは女王が一番美しいと答えていたため、それを聞いて満足する日々を送っていたのです。しかしある日、鏡の答えが変わります。

鏡は女王が美しいことを認めつつも、もうひとりの「美しく若い女性」の姿が見えることを伝えます。唇は赤く、肌は雪のような白さ・・・そう、鏡は白雪姫こそが一番美しいと答えたのでした。

女王は嫉妬に駆られますが、その嫉妬に拍車をかける出来事が。仕事中の白雪姫の歌声と見た目に惹かれてやって来た王子が、あろうことか白雪姫に告白している姿を見てしまったのです。怒り狂った女王は狩人を呼び出し、森の奥で白雪姫を殺すよう命令します。

狩人は命じられるまま、白雪姫を森の奥へ連れて行き、花摘みに気を取られている隙にナイフを突き立てようとします・・・が、刺し殺す一歩手前で良心の呵責に苛まれ、狩人はその手を止めます。

そして狩人は白雪姫に女王の企みをすべて告白し、二度と国に戻らぬよう強く警告。森の奥へ逃げるよう急き立てられた白雪姫はひとり、真っ暗な森の中を逃避行するのでした・・・。

◇暗闇を抜けた先

真っ暗な森の中は雨が降り始め、木々や風のざわめきが強くなります。ひとりぼっちの白雪姫にとって、その全ての物音や自然が恐ろしいものに見えるようになります。

無我夢中で走り続け、とうとう倒れ込んで泣き出してしまう白雪姫。そんな彼女を心配した森の仲間たちも、少しずつ心を開いて近づいてきます。歌を歌って元気を取り戻した白雪姫は、森の仲間たちと寝泊りできる場所を探します。

すると、森の奥にひとつの小さな小屋を見つけます。ホコリで曇った窓を拭いて中を覗くと・・・人の住む気配はあるものの、今は誰もいませんでした。

白雪姫はいよいよ家の中に入ることにします。中には小さな食器や靴下、家具などが散乱しており、白雪姫は最初こそは呆れてしまいます。しかし、もしここに暮らしているのが親のいない孤児ならば・・・そう考えたとき、白雪姫は家を綺麗にしてあげようと考えます。

掃除・洗濯・料理をテキパキと済ませ、家事を一通り終えることができた白雪姫。疲れてしまったのか、2階の寝室を見つけると、そこにあったベッドで眠りに落ちてしまいます。

◇新しい生活と迫る女王の影

白雪姫がぐっすり休んでいる一方で、この家の主たちが戻ってこようとしていました。

この家の持ち主は、鉱山で宝石を掘り起こす仕事をしている7人の小人たちでした。彼らは遠くから見えた家の様子に仰天。ランプは付いていて明るく、煙突から煙は出て、明らかに誰かが入り込んだ形跡があったのです。

恐る恐る家の中に入るとさらに仰天。家の中はピカピカできれいになっており、食事まで用意されています。そして2階にいた白雪姫を見つけ、起きた白雪姫から事情を聞くと、小人たちは白雪姫に同情し、家事をすることを条件に彼女を住まわせることにします。

いよいよ次の日、白雪姫に「誰が来ても、絶対に家に入れちゃいけないよ」と忠告し、白雪姫を家に残して鉱山へ出かけて行きます。そして白雪姫も、新しい生活に胸躍らせながら家事に勤しみます。

その一方で女王は、狩人が白雪姫を殺していないことに気づきます。狩人が白雪姫を殺した証拠としてもって帰ってきた心臓・・・これが豚の心臓であったことが、魔法の鏡によって明かされたのです。

女王の怒りは沸点に達し、とうとう自分の手で白雪姫を殺すことにします。地下室の隠し部屋で魔法の薬を調合し、「醜い姿に変える薬」を自分で飲み、世界で一番美しかったその姿を老婆の姿に変えてしまいます。

・・・実は公開当時、子どもが見るにはかなり恐ろしいシーンであるという理由で、作品自体がR-18指定されていたこともあったんです。実際今見ても充分怖いので、僕的にはまだまだPG-12でもいいかなと思ってます(^_^;)。

白雪姫を殺すために、美しい赤色の「毒りんご」を作り、その猛毒は一口かじるだけで永遠の眠りにつくほど強力なものに仕上げます。そして女王は毒りんごがバレないよう細工を施し、白雪姫のもとへ向かいます。

◇願いが叶う「毒りんご」

女王の魔の手が迫ってることに気づかず、白雪姫は小人たちとの約束を守って家事をこなし、動物たちと一緒にいちごのパイを焼いていました。そこへ、黒い服を着たリンゴ売りのおばあさんが現れます。しかしこのおばあさん・・・実は魔法の薬で姿を変えた女王なのです。

毒りんごをなんとか押し付けようとする女王でしたが、その企みを感じ取った動物たちが邪魔をします。あくまで動物たちは助けるつもりでしたが、白雪姫は「動物たちがおばあさんに意地悪をしている」と勘違い。

その隙に女王は具合が悪くなったフリをして、白雪姫の手で家の中に入れてもらうことに。このままでは危ない・・・そう感じた動物たちは7人の小人を呼びに行きますが、その間にも女王は白雪姫に接近します。

女王は白雪姫に対し、助けてくれたお礼に「一口かじればどんな願いでも叶う」というりんごをプレゼントすると言い出します。最初は戸惑う白雪姫でしたが、女王の口車に乗せられてしまい、とうとう王子との再会を願ってりんごをかじってしまいます。

毒りんごは猛毒。白雪姫の体を蝕み、血は氷のように凍てつき・・・息の根を止められた白雪姫は、とうとうその場に倒れ込んでしまいます。その様子を見て、国一番の美人に戻ったと喜ぶ女王。

その場を離れようとした女王を、動物たちの知らせを聞いて戻ってきた小人たちが追いかけます。往生際悪く山の頂上まで逃げますが、とうとう逃げ場を失い、最後のあがきで近くの岩を落とそうとします。

しかし、棒で岩を動かしてる間に雷が直撃。足場は崩れ、女王は崖の底へ真っ逆さま。動かそうとした岩も落下し、女王は岩に押しつぶされるという悲惨な結末を迎えてしまうのです。

◇「愛する人からのキス」

思わぬ形で敵は取られましたが、小人たちは大好きだった白雪姫が死んでしまったことで悲しみに暮れます。そして白雪姫を土に埋めるのは可愛そうだと感じた小人たちはガラスの柩を用意し、小人たちも森の動物たちも、誰ひとり柩のそばを片時も離れませんでした。

そうして幾許かの時が流れ、白雪姫の柩のもとにひとりの男性が訪れます。それは、白雪姫に一目惚れした王子様でした。白雪姫の死を噂に聞いた王子は、柩に眠る白雪姫にそっと口づけをします。

すると・・・今までずっと眠り続けていた白雪姫は目を覚まし、ゆっくりと起き上がるのでした!りんごの毒は、「愛する人からのキス」で解けるようになっており、見事愛する人のキスを受けた白雪姫の呪いは解かれたのでした!

王子は目覚めた白雪姫を連れて、お城へ戻ることにします。白雪姫も、今までお世話になった小人や動物たちに感謝と別れを告げ、馬に乗せられてゆっくりとお城までの道を進むのでした。

■登場人物の紹介

白雪姫と王子様 七人の小人 ©Disney

画像出典:smallplanet

ここでは、特に主要な登場人物を5名紹介しています。見出しは「キャラクター名(担当役者・英語声優/日本語声優)」の順で記載しています。

◇白雪姫(アドリアナ・カセロッティ/小鳩くるみ)

白雪姫

物語の主人公。ディズニー・プリンセスのひとり。

女王に命を狙われ、狩人の助言で森に逃げることに。森の奥で見つけた小屋に暮らす7人の小人と共に生活を始めるも、すぐに女王の手で殺されてしまう。しかし、王子とのキスで目を覚まし、最後は幸せを手に入れる。

◇王子(ハリー・ストックウェル/三林輝夫)

白雪姫が暮らす国の王子。

健気に働く、美しい歌声と可愛い見た目を持つ白雪姫に一目惚れし、その日のうちに告白に近い言葉を投げかける。その後彼女をずっと探していたが、白雪姫の死を噂で聞いたことで居場所を突き止める。最後は彼のキスで目を覚ました白雪姫を連れ、お城へもどることにする。

◇イヴィル・クイーン(ルシル・ラ・ヴァーン/里見京子)

白雪姫が暮らす国の女王、かつ白雪姫の継母。ディズニー・ヴィランズのひとり。

白雪姫に「世界一の美しさ」の座を奪われたことで嫉妬に駆られ、彼女を殺そうとするも狩人に騙され失敗。自分を醜い老婆の姿に変えて直接赴き、毒りんごを使って白雪姫の殺害を成功させるも、小人に追われて登った山の頂上で雷に打たれ、岩に押しつぶされ死亡する。

皮肉にも、毒りんごの魔法が解ける方法の「愛する者からのキス」などあり得るはずがない、と馬鹿にしていた。

◇7人の小人

・先生(ロイ・アトウェル/熊倉一雄)
・おこりんぼ(ピント・コルヴィッグ/千葉順二)
・ごきげん(オーティス・ハーラン/滝口順平)
・ねぼすけ(ピント・コルヴィッグ/北村弘一)
・照れすけ(スコッティ・マットロー/二見忠男)
・くしゃみ(ビリー・ギルバート/槐柳二)
・おとぼけ(エディ・コリンズ)

鉱山で宝石を掘り出し、売って生業にする小人たち。ドワーフ族であり、それぞれの名前がそれぞれの性格を象っている。

盗人と勘違いし、最初は白雪姫に襲いかかろうとするも、事情を知って彼女を住まわせることにする。白雪姫が死んだ時にはガラスの柩を作ってあげるなど、彼女を大切にしていた様子がうかがえる。

◇狩人(スチュアート・ブキャナン/八代駿)

女王の手下。命令を受けて白雪姫を殺害しようとするも思いとどまり、彼女に森の奥へ逃げて戻らないように念を押す。

女王には豚の心臓を彼女のものと偽って報告した。後に牢に囚われた囚人が骸骨になっているシーンがあるが、それが狩人であるかは定かではない。

■監督の紹介

◇デイヴィッド・ハンド

監督作品:「ミッキーの夢物語」「ミッキーの山登り」「バンビ」他
活動期間:1930年~1944年
エピソード:1932年から監督として活動を開始。数多くの短編作品を世に送り出すも、1944年に退社し自身の会社を設立する。

◇ウィルフレッド・ジャクソン

監督作品:「蒸気船ウィリー」「ミッキーの大演奏会」「シンデレラ」他
活動期間:1928年 – 1961年
エピソード:長期にわたりディズニーアニメーションを手がけてきた功労者。初期作・蒸気船ウィリーからわんわん物語に至るまで、作画の縁の下の力持ちとして活躍する。

◇ベン・シャープスティーン

監督作品:「ミッキーの引越し大騒動」「ミッキーの大時計」「ふしぎの国のアリス」他
活動期間:1929年~1959年
エピソード:彼もまた初期の頃からの功労者。なお、中盤より実写映画に力を注いでいくようになり、1959年にスタジオを退社している。

■まとめ

誰もが憧れるプリンセスストーリー、その始まりの物語を紹介させていただきました。このあとに続くディズニープリンセスの精神は途切れることがありません。私たちも、白雪姫のような優しさを忘れないようにしたいですね!