映画アラジン実写とアニメの違い!ストーリー、あらすじ・キャラクターをまとめて解説します!

映画アラジン あらすじ

映画アラジン!主題歌は知っていてもストーリーを詳しく知っていますか?実写版とアニメ版の違いも入れながら、あらすじ・ストーリーと登場人物のプロフィールを解説します


※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。





【JTB】ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅

JTBアーリーパークインプラン
マリオ・ドンキーのエリア入場確約券付きプランで安心♪

冒険、ファンタジー、ラブロマンス・・・その全てを兼ね備えたディズニー作品「アラジン」のストーリーをご存知でしょうか?

見かけは陳皮な「魔法のランプ」がきっかけで巻き起こす物語は、1992年(日本では1993年)公開を皮切りに多くのディズニーファンを虜にさせました。アラン・メンケンの名曲、心躍るストーリー・・・全てが完璧な作品です!

実写版として2019年に公開された作品では、様々なシーンの改変も含んで評判を呼び大ヒットしました。将来的に実写版の続編も予定されてるので、この機会にストーリーを復習するのはいかがでしょうか?

記事後半では実写版との細かな違いもまとめていきます。改めて見直す方でも、ちょっとした発見があるかもしれませんよ♪

※画像出典 ディズニープラス公式 アラジン

■ストーリーの紹介

まずは、1992年に公開されたアニメ版「アラジン」のストーリーを簡単におさらいしていきましょう。


【最大20%割引のクーポン】楽天トラベルにて配布中

USJ入場券付き 宿泊プランはこちら【楽天トラベル】


◇アラジンとジャスミンの出会い

砂漠の都アグラバーに暮らす青年・アラジンは貧しく、盗んでは兵士たちに追われる毎日を過ごしていました。盗みを働くとはいえ「ダイヤの原石」のような清い心を持っており、子供をかばったり盗んだものを譲るという優しさと勇気も備えていたのです。

ある日アラジンは、危うく盗人として腕を切り落とされそうになっている女性を助け出します。女性と共に隠れ家へ向かい、ふたりは少しずつ惹かれあっていきますが、城の兵士に見つかったアラジンは捕らえられてしまいます。

ここで女性は、自分の出自を明かします。彼女はアグラバーの王女・ジャスミンだったのです。ジャスミンは、自分の誕生日までに婚約する王子を決めなくてはならず、愛のない結婚を嫌がるジャスミンは自由を求め、変装して王宮を抜け出していたのです。

ジャスミンは身元を明かすも、アラジンを捕らえるよう命令したのが右大臣のジャファーであることを知り、彼に青年の解放を要求します。しかし、ジャファーは「彼は姫を誘拐した罪で処刑しました」と淡々と報告。

ジャスミンは、自分のせいで死んでしまった名前も知らない青年のことを思い、深い悲しみに陥ります。・・・ですが、これはジャファーの出まかせ。ジャファーはアラジンを「とある計画」に利用するため、地下の牢屋に閉じ込めておいたのです。

◇ジャファーの野心に触れるアラジン

右大臣のジャファーは、アグラバーの辺境にある「魔法の洞窟」の奥にあるランプを欲していました。しかし、洞窟に入れるのは「ダイヤの原石」のような心を持った人間だけ。

そこで「ダイヤの原石」の持ち主であるアラジンを見つけ出し、兵士を使ってアラジンを捕まえさせます。さらにジャファーはみすぼらしい老人に変装し、牢屋に閉じ込められたアラジンに近づきます。

「洞窟にはどんな国をもひっくり返すほどの財宝が眠っている」と聞いたアラジンは、恋した女性が王女である事実に打ちひしがれており、藁にもすがる思いで老人の話に乗っかることに。

洞窟の中は確かに財宝だらけでしたが、入口で「魔法のランプ以外には手を触れてはならない」と忠告されます。道中、魔法のじゅうたんに助けられながら奥へと進んでいくアラジン。いよいよ奥の部屋にある「魔法のランプ」に手が届きます。

しかし、アラジンの友達でお猿のアブーは、部屋の隅にある宝石に目が留まり、私欲のあまり手が出てしまいます。その結果洞窟は、アラジン達を閉じ込めようと暴走します。

なんとか出口までたどり着きますが、ジャファー扮する老人に裏切られ、命は助かるも洞窟に閉じ込められてしまうのでした・・・。

◇3つの願い事

いつの間にか老人からランプを取り返していたアブー。アラジンはなぜこれを欲しがっていたのかわかりません。ランプの文字を読もうとこすったその時・・・中からランプの魔人・ジーニーが現れます!

彼はランプをこすった人間の願いを3つまで叶えることができ、前の主人の願いを叶えてから1万年間ずっとランプに閉じ込められていたのです。

アラジンはお得意の頭脳プレイでジーニーを騙し、洞窟を脱出。ジーニーを怒らせてしまうも、彼の本当の願いを知ったアラジンは3つ目の願いでジーニーを自由にすると約束します。

その頃、王宮では勝手に処刑を執行したと思い込むサルタン国王からの叱責を受けていたジャファー。ジャファーはサルタン国王を見下しており、王座から引きずり落とそうとしていました。

そこでジャファーは、自分がジャスミンと結婚して王座を受けられるよう働きかけます。催眠術を用いてサルタンをなんとか陥れようとしますが、そこに割り込んでとある国の王子が、ジャスミンとのお見合いを目的として訪れます。

その名も、アリ・アバブワ王子・・・ジーニーの魔法で王子の姿になったアラジンだったのです!

◇惹かれあう二人、親友となる二人

アラジンは1つ目の願いで「一国の王子」になり、数多くの品物を携えて王宮へやって来ます。第一印象でアリ王子を気に入ったサルタン国王ですが、ジャスミンの目には他の王子と同じように見えており、そっけない態度を取られてしまいます。

なんとか会ってみようと部屋へ乗り込むアラジンは、魔法のじゅうたんが気になるジャスミンに広大な外の世界を見せてあげることにします。感動と共にひと時を楽しむジャスミンでしたが、アリ王子の節々の発言や態度から、彼が市場で出会った青年であることを見抜きます。

追求されるアラジンは、とっさに「自分も城を抜け出して、平民に変装して市場に出かけてる」と嘘をつきます。ジャスミンは、自分と同じ思いを持つアリ王子に共感を持ち、晴れて両思いに。

ジャスミンとさよならのキスをし有頂天になるアリ王子でしたが、そこへジャファーの魔の手が襲います。アリ王子の存在が邪魔になったジャファーは、彼をを暗殺するため兵士を使い、アリ王子に猿轡(さるぐつわ)と重しをつけて海の底に沈めます。

アラジンは渾身の思いでランプをこすり、ジーニーを呼び出します。状況を理解したジーニーは、2つ目の願い事と称してアラジンを救出し、アラジンとジーニーは親友としての一歩を進むのでした。

◇偽りの姿を脱ぎ去って・・・

一方王宮では、催眠術で操られたサルタン国王がジャスミンに対し、ジャファーとの結婚を命じていました。間一髪で間に合ったアリ王子がジャファーの催眠術に気づき、すぐにジャファーの杖を壊して悪事を暴きます。

これらの功績から、サルタン国王もジャスミンも彼を快く受け入れます。ですがアラジンは、偽りの姿のまま幸せを得てしまったことを複雑に感じており、その事でジーニーに辛く当たり、さらに「ジーニーを自由にする」という約束も揺らいでしまい、2人は険悪な関係に。

そんな中、アラジンからランプを奪ったジャファーが新たな主人になってしまい、願い事で王座と魔法の力を得てしまいます。その力でアラジンの嘘が暴かれ、さらにアラジンは吹雪く雪山へと追放されてしまいます・・・。

命からがら雪山を脱出したアラジン。ですが王宮はジャファーの思うがままに支配されており、なんとかランプを奪おうとするアラジンですが、魔法を使うジャファーとでは相性が悪く、ジャスミンの命も危険にさらされます。

そこでアラジンはジャファーに「ジーニーがいる限り1番になれないこと」をジャファーに告げます。ジャファーは挑発に乗り、「自分をジーニーにする」ようジーニーに告げます。願いは聞かれ、魔人となったジャファー・・・ですが強力な力には代償がつきもの。

主人による拘束力と、小さなランプへ引き戻される強制力により、あっけなくジャファーとイアーゴはランプに封印され、国はすべて元通りに。アラジンは3つ目の願いでジーニーを自由にし、さらにサルタン国王の計らいで法律は改定され、王女の好む男性との結婚が認められることに。

そしてアラジンとジャスミンは結ばれ、2人は魔法のじゅうたんに揺られながら月へと飛行していくのでした。

■どう違う?アニメと実写の描写の変化をチェック!

ここまではアニメ版の物語を紹介してきましたが、実写版とはどのように違うのでしょうか?

特に女性キャラの性格の変動や、現代におけるキャラの描写の仕方に特にこだわった今作。原作との違いにも大きく出ているこれらの箇所を中心に、他の部分もまとめてご紹介いたします!

実写版 冒頭7分間の無料公開動画

◇新キャラクター登場!ジャスミンの侍女・ダリアとは?

実写版では、アニメ版に登場しなかったオリジナルキャラクター・ダリアが登場しました。

彼女はジャスミンの侍女、つまりお世話係に当たるキャラクター。現実的な考えでジャスミンを制するも、唯一の理解者としてジャスミンに対し温かい目で見守る、母親のような役割を果たしています。

そんなダリアですが、実はかなりの夢想家。ジーニーとの出会いで一瞬に恋に落ち、事あるごとにジーニーに接近しようとする肉食的な部分も持ち合わせています。その行動力は、ジャスミンを守るための後押しにもつながっていくのが見どころです。

演じてくださったのは、コメディアンとしても活躍するナシム・ペドラドさん。数々のコメディ作品に登場し、真面目そうなのにフッと笑えるシーンを吹き込むのを得意とする彼女の演技が、実は公開前から話題を呼んでいたのです。

◇ジャスミンが持つ、「王女としての意識」

若干ジャスミンの性格が、アニメ版と実写版で違うのも大きなポイントです。アニメ版では、自分の変わらない状況に自虐を重ねたり、そんな状況に嘆いたりすることが多く、自由を謳歌するアラジンに強く惹かれる描写があります。

しかし実写版では「変わらない状況を変える」という強い意志を持ち、サルタン国王が亡くなったあとは自分が王位を継ぐつもりでいることを公言さえしています。さらに知力も長けており、隣国との貿易などについても男性相手に怯むことなく意見を申し立てています。

実写版は特にジャスミンの「強さ」が押し出されており、お姫様だからずっとだまり続けるわけにはいかないという、確立された態度が垣間見えます。これは劇中歌「スピーチレス~心の声」でも表明されていて、歌詞の強さやアラン・メンケンの作曲により一躍人気になりました。

セリフの端々に、ジャスミンの意思を感じ取る箇所がいくつもあります。是非皆さんも、一度実写版をご覧になってみてください。

◇作品の語り手はあのキャラが?!

※この項目は、実写版のネタバレを強く含みます。

許容できない方は、閲覧にご注意ください。

映画が再生され、まずはじめに出る声は「誰これ?」のはずです(笑)。

アニメ版は物語の最初、屋台店主のカシームの語りから「アラジン」の世界へ誘われていきます。しかし・・・実写版は小さな船で仕事をする男性の歌から物語は始まっていくのです!

最後までご覧になった方はお気づきかもしれませんが、この男性は人間になったジーニー。彼は2人の子供に、過去自分の近くで起きた出来事を、歌という形で語り始めます。というわけで、カシームは・・・クビになったという訳です。

実は僕自身、カシームのおどけた語りが好きで、実写版を初めて見た時はちょっとがっくりきてしまいました。でも映画を最後まで見ると、一番最初のこのシーン・・・かなり感動できるんです。

恐らく最初に出てくる男性のことは、映画開始10分ほどで忘れてしまうと思います!なので、一番最後に改めて見える感動が本当に大きくなるので、ぜひ確認してみてください・・・。

※この記事の中でも、その部分が確認できる動画を掲載しています。

■登場人物の紹介

アラジン 登場人物

アラジン 登場人物


ここでは、特に主要な登場人物を5名紹介しています。声優や俳優の紹介は本文内で行っておりますので、是非ご覧下さい。

なお表記は、セリフ担当声優(歌唱パートの役者は表記なし)、最新担当声優(旧声優陣等は表記なし)となっておりますため、ご注意ください。

◇アラジン

アニメ<スコット・ウェインガー/三木眞一郎>
実写版<メナ・マスード/中村倫也>

物語の主人公。アグラバーに暮らす貧しい青年。

心は「ダイヤの原石」のように輝いているが、その点をジャファーに利用されてしまう。そのおかげでジーニーに出会い、市場で出会ったジャスミンに会うため、「アリ・アバブワー王子」となって王宮へやってくる。

騙していたことがバレてしまうも誠実に対応した結果、最終的にジャスミンと結ばれることになる。

◇ジーニー

アニメ<ロビン・ウィリアムズ/山寺宏一>
実写版<ウィル・スミス/山寺宏一>

ランプの魔神。青色が基本だが、実写版では人間体になると通常の人と変わりなくなる。

アラジンがランプをこすったことで封印が解かれ、1万年ぶりに外の世界に出てきた。最初はアラジンの口車に乗ってしまい洞窟を脱出してしまうが、その後はしっかり契約を下に願いを叶えている。

アニメでは解放されたあと旅行にでるが、続編でアラジン達のもとへ帰ってくる。実写版ではダリアに一目惚れし、即座に両思いになる。その後解放されてから結ばれ、2人の子供を授かることに。

◇ジャスミン

アニメ<リンダ・ラーキン/麻生かほ里>
実写版<ナオミ・スコット/木下晴香>

アグラバーの王女で、サルタン国王の1人娘。

強制的に結婚させられるのを嫌がり、外の世界に強いあこがれを抱いている。家出をした際に出会ったアラジンの自由な生き方を羨ましく思い、彼の発言や態度からアリ王子の招待を見破った。

実写版ではアニメ版よりはっきりとした意見を述べ、次期女王になることを意識している。その覚悟を感じ取った父・サルタン国王によって、正式に次期女王になることを告げられる。

◇ジャファー

アニメ<ジョナサン・フリーマン/宝田明>
実写版<マーワン・ケンザリ/北村一輝>

ディズニー・ヴィランズの1人。国の右大臣・国務大臣。

サルタン国王を引きずり落とし、自ら国王になることを強く望んでいる。さまざまな方法で出し抜こうとし、ジーニーの力で魔人になるが、結果としてランプに封印されてしまう。

実写版ではアニメ版になかった「過去に盗みを働いていた」設定が加えられ、実際アラジンより上手な盗みを行う一面を見せている。

◇ダリア

実写版<ナシム・ペドラド/沢城みゆき>

実写版オリジナルキャラクター。ジャスミンの侍女で、彼女に冷静な反応を示すと同時に、親友のような優しさを示す。

実はかなりの夢想家で、ジーニーと初対面で即座に恋に落ちる。散歩やちょっとの会話で少しずつ距離を縮め、ジーニーが解放されてからすぐに結ばれることに。2人の子供を授かり、映画序盤で家族での船旅生活を楽しんでいる。

■監督の紹介

◇ガイ・リッチー

監督作品:「シャーロックホームズ」「コードネーム U.N.C.L.E」「キング・アーサー」など
活動年:1995年~
エピソード:映画製作は1995年だが、それより前からCMやMVを通じて腕を上げて行った実力を持つ。実は純男爵の地位を持つ親戚がいて、イングランド王エドワード1世の末裔にあたる。

■まとめ

実写とアニメの内容に違いはあれど、どちらも名作になったことに間違いがなく、楽しく視聴できるのは本当に嬉しいです!

実写の次回作は、どうやらアニメ版の続編「ジャファーの逆襲」とは違う内容になるみたいですが、果たしてどんな内容になるのか・・・今から期待が高まりますね!

【最新】USJファンで話題のニュース

USJ 気になる話題

人気記事ランキング