【映画】2分の1の魔法 ストーリー・あらすじ・声優【家族の大切さや、信じることの大切さ】

映画「2分の1の魔法」冒険ファンタジーであると同時に、家族の大切さや、信じることの大切さをよく知ることが出来る、素晴らしい作品です。声優・あらすじ・ストーリーを紹介します。

映画2分の1の魔法 あらすじ



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今回紹介する映画「2分の1の魔法」。冒険ファンタジーであると同時に、家族の大切さや、信じることの大切さをよく知ることが出来る、素晴らしい作品です。

ピクサーらしい映像技術と、妖精やエルフといったファンタジー要素を見事に落とし込んだ「2分の1の魔法」のお話を、一緒に振り返ってみましょう。

2分の1の魔法 あらすじ

イアンは父が遺した杖を使い、復活の魔法を発動するも不十分な結果に。完全なものにするべく、バーリーと共に旅に出ます。

旅の中で成長する2人ですか、魔法の発動に必要な「不死鳥の石」が隠されていたのはイアンの高校の中。

呪いの発動で現れた竜を、ローレルやコーリーと共に避け、石を使って父親を復活させます。
イアンは直接話せなかったものの、父の思いをバーリーから受け取り、自信に満ち溢れた性格に変わっていきます。

■ストーリーの紹介

2分の1の魔法

画像出典:ディズニー ホームページ

◇父のようになりたいイアン

物語の舞台は、習得の難しさ故に魔法が忘れ去られた世界。その片隅の町に住むエルフの少年・イアンは16歳の誕生日を向かえます。彼の家族は、豪快で夢見がちな兄・バーリー、ちょっと過保護だけど優しい母親・ローレル。

明るく笑いの絶えない2人と正反対のイアンは自信が持てず、父のようになる事を願って「新しい自分リスト」を作ります。ですが努力はほとんど斜め上の結果に終わり、なかなかうまくいきません。

昔、父がラジカセを直しながら録音したカセットテープを何度も流し、自分の思いを打ち明けるイアン。そんな彼に母親のローレルは、父親がイアンくらいの時の頃は自信を持てずに悩んでいたことを打ち明けます。

それでも、病気になってからもずっとイアンに会うために戦い続けていたことを知り、イアンはますます父に会いたくなります。

◇「復活の呪文」

2分の1の魔法

そんなイアンの姿を見たローレルは、誕生日パーティーの後に渡す予定だった「父・ウィルデンからの贈り物」を、イアンとバーリーに渡します。

それは・・・失われたと思われていた魔法を扱うための杖だったのです。
父・ウィルデンは会計士でしたが好奇心にあふれており、この世の中で特にワクワクしたのが「魔法」だったのです。

ウィルデンは2人の息子に魔法が真実か試せるよう、「復活の呪文」を手紙と共に遺しておいたのです。

さっそくバーリーが魔法の発動に挑みますが、何度やってもうまくいきません。期待と違う結果に失望したイアンはひとりで手紙を読み上げます。すると・・・魔法の杖が急に光り、イアンの発する呪文に反応するようになります。

見事魔法は発動し、父は復活!しますが、復活したのは父の体の下半身だけ。イアンの不十分な呪文の発動で、上半身は浮かばないまま魔法の発動が終わってしまったのです・・・。

◇安全第一のマンティコア

2分の1の魔法

下半身だけ復活した父は、音は聞こえないものの物に触れることはでき、昔バーリーと遊んだ時のリズムを打つことでバーリーを認識、その隣にいたイアンのことも悟り、2人も父親であることを理解できました。

魔法は翌日の日没まで。それまでにもう一度魔法をかけ直して完全復活させないと、2度と復活の呪文をかけることはできません。魔法の発動には「不死鳥の石」が必要ですが、どこにあるのか見当もつかないイアン。

そこでバーリーは、自分の魔法兼歴史オタクの能力を使い、魔法の素質を持つイアンの手助けをしようと考えます。歴史に基づいて作られたボードゲームの教えに従い、「マンティコアの酒場」へ向かうイアンとバーリー。

「マンティコアの酒場」は昔と形が異なり、現在はファミリーレストランとなっていました。店主のコーリーから石の場所を聞き出そうとするも、「そんな場所危険な場所へ誰かを送り込むのはやめた」と告げられます。

イアンは諦めきれずコーリーを説得しますが、イアンの言葉で冒険心に満ち溢れていた彼女の内心を目覚めさせてしまい、コーリーの放つ炎で酒場は火の海と化してしまいます。

逃げる途中、父のピンチにとっさの勢いで浮遊魔法を使うイアンを見て、バーリーはますます興奮します。それと同時に、これまで異論を見せなかったイアンの成長ぶりを見て、少し寂しく感じるようにもなっていたのです。

次に向かうのは「カラス岳」。燃え尽きた地図の代わりに、バーリーが解いたパズルをもとに、2人は次の目的地を定めるのでした。

◇息子を探す母親の奮闘

その頃母のローレルは、2人の息子が家を飛び出したことを知り、大急ぎで酒場へと向かいます。しかし酒場は既に火の海。2人の話をするコーリーを見つけますが、彼女は事情聴取を受けており、すぐには連れ出せません。

そこでローレルはひと芝居打つことに。上手く警察をまいたローレルは、コーリーから2人の行き先を聞き出し、コーリーも不死鳥の石から発動する「呪い」について語ります。

呪いとは、石を手に入れると現れる巨大な竜のこと。竜は石の所有者を執拗に追い掛け回すのです。その呪いを止めるには「呪いクラッシャー」という剣が必要なのですが、コーリーが税金対策のために質屋に売り払ってしまい、2人はその質屋へ剣を探しに向かいます。

なんとか剣を見つけますが、コーリーが素材を口走り、質屋の店主から法外な価格を要求される羽目に。結局、コーリー自から「さそりの毒針」を使って店主を黙らせ、そそくさとその場を後にします。

◇けんか、トラブル、乗り越えた先に・・・

その頃、バーリーの車はエンストし、このことがきっかけでイアンとバーリーは喧嘩してしまいます。なんとかガソリンスタンドを見つけるも、そこには妖精の暴走族が集まっていて、店を荒らして我がモノ扱いしていました。

問題を起こさず出たかったイアンでしたが、バーリーが妖精に歴史を説明しようとしたせいで怒らせてしまい、さらにイアンの不注意で妖精たちのバイクを倒してしまい、妖精たちは怒り心頭。

イアンとバーリーは慌てて逃げますが、バーリーはイアンからかけられた魔法の影響で小さくなっており、代わりにイアンが運転することに。勇気を出して高速道路へ割り込み、追いかける妖精たちを振り払ったイアンでしたが、しどろもどろの運転で警察に呼び止められてしまいます。

変身魔法を使って事態を回避しようとするイアンとバーリー。その最中でイアンはうっかり、バーリーに対する悪口を告げてしまいます。魔法が解けそうになりその場を離れますが、警官のうち1人はその様子をおかしく思い、警察本部に連絡を入れてしまうのでした・・・。

変装中とは言え、「役立たず」などと思いもよらぬ言葉でバーリーを傷つけてしまったイアン。イアンは魔法のせいにしますが2人の言い合いはヒートアップ。その時、車から流れるBGMに乗って踊りだす父・ウィルデンの下半身。

いきなり踊りだした父に戸惑う二人でしたが、それでも父の上半身を想像しながら楽しいひと時を過ごし、その後互いの本音を語り合います。兄を信用していなかったイアンは信じてみることにし、いよいよ「おそろしの道」からカラス岳へ向かうことにします。

◇「おそろしの道」での決断

「おそろしの道」・・・そこは未開拓の土地で雑木林の続く凸凹な場所でした。なんとか車を走らせて進む3人でしたが、道の先で土地を分断するほどの巨大な亀裂に遭遇します。

跳ね橋も操作レバーも向こう側で、浮遊魔法も届きません。そこで、空中歩行の魔法を使い、失敗を重ねつつ一歩一歩、亀裂の上を進んでいきます。そうして反対側の跳ね橋をかけることに成功し、その先で「カラス岳」を目指すのではなく、「カラスだけ」を目指し進むというギミックに気づくバーリー。

やっと前へ進める!・・・と思いきや、今度は母・ローレルの新しい彼氏で警官のコルトが、パトカーに乗って追ってきます。イアンとバーリーの身元を案じて探しに来たコルトは、2人を連れて帰ろうとします。しかし踏みとどまれないイアンは、無視して兄の愛車・グウィネヴィアを走らせます。

しかし、山の先は行き止まりで、戻ろうにも増員された警官が後を追ってきます。バーリーの発案で、岩に雷の魔法を当てて阻害しようとしますが、イアンの今の実力では魔法を発動できません。

バーリーは苦肉の決断をします。自分の愛車・グウィネヴィアのアクセルペダルに岩を載せ、車を突進させて岩を落とすのでした。これまでずっと可愛がってきた愛車を手放す悲しさを胸に、3人は不死鳥の石を求めてさらに歩き出します。

◇バーリーの本心

カラスだけが指し示す場所を歩き続ける3人。そして行き着いた先にはさらなる手がかりが。

川の先にお宝がある・・・それを指し示す証拠を元に川の向こうへ行こうとしますが、川は何キロも続いており、バーリーのスナック菓子を大きくし、加速魔法を使ってジェット機代わりにして川を下ることに。

その道中、イアンはバーリーに父の思い出を聞きます。バーリーは死ぬ間際の父・ウィルデンの姿を見ることができなかったと語ります。死の間際にいたウィルデンは病気で何本もののチューブに繋がれていて、元気な頃の面影はなく、怖くなったバーリーは逃げ出してしまったのです。

それからは絶対何にも怖がらないことを誓った、と話すバーリーを見たイアンは、実はバーリーが自分以上に父に会いたがってることを悟ります。話をするうちに川の終点へ辿りつき、そこからは必死に前へ進むだけでした。

罠は強制的に避け続け、すべてを溶かすゼラチンキューブを罠にはめ、下半身だけの父の体をうまく使って奥へと進んでいきますが、やっとの思いでたどり着いた出口の先は・・・なんとイアンが通う高校の手前だったのです。

バーリーの直感に従ったのが間違いと感じたイアンは怒りをバーリーにぶつけ、父の体を連れてその場を後にします。もう残されていないわずかな時間でも、父と一緒にいたい一心で・・・。

◇発動した呪文と呪い

イアンは海辺で、父の体のとなりで思いにふけります。父としたかったことはできない、新しい自分にはもうなれない・・・「新しい自分リスト」の項目を消そうとしたとき、リストに書かれたことは全て兄・バーリーと共に果たしていたことに気づきます。

運転もできるようになり、心を開くことも、誰かと笑ったり散歩したり・・・そのすべてを、この旅でバーリーとクリアしてしまっていたのです。それに気づき、バーリーのもとへもどるイアン。

バーリーは必死に謎を解こうとしており、遂に石を手に入れるためのギミックに気づいたバーリー。不死鳥の石を見つけ出すことに成功しますが、それと同時に赤い煙が発生し、石を狙う竜が復活してしまうのです。

ローレルとコーリーは、なんとかイアンとバーリーを守ろうと「呪いクラッシャー」を手に応戦しますが、竜の弱点は硬い岩で覆われており、なかなか深部まで差し込めず、行動を抑制できずにいました。

復活の魔法は、発動から完成までに時間が掛かり、その間竜の気を引こうとバーリーが向かいますが、それをイアンが止めます。父の亡き時にさよならを言えなかったバーリーを気遣い、復活したとき父に会って欲しいと頼み、イアンが魔法を使って竜を止めに向かいます。

◇父の復活から得たもの

旅の成果が出ており、ほとんどの魔法を即座に打ち出せるようになっていたイアン。竜の反撃を受けて杖を落としてしまいますが、杖に刺さっていたトゲを大きくして杖がわりにします。

苦手だった雷魔法を打って竜の動きを止め、ローレルの投げた「呪いクラッシャー」に加速魔法をかけて竜の弱点めがけて投げつけます。見事命中し崩れ去る竜ですが、イアンは魔法を使いすぎた影響で倒れこみ、飛んできた岩に囲まれてしまいます。

イアンはなんとかよじ登ろうとしますが、もはや戻る時間すら惜しくなり、復活した父を岩の隙間からただ眺めるしかありませんでした。それでも、バーリーと抱き合う父を見て安心するイアン。そして父・ウィルデンは、そのまま光の粒とともに消えて行くのでした。

一連の出来事の後、イアンは高校生活に戻ります。でも前とは違い自信に満ち溢れており、学友もできるようになっていきました。母・ローレルはコーリーとの出会いを期に親友となり、度々会って「お出かけ」するようになったそうです。

バーリーは新車を購入し、イアンと一緒に出かけるようになりました。イアンも魔法の技術が上がっており、車に浮遊魔法をかけて出かける姿をバックに、物語は幕を閉じます。

■登場人物の紹介

ここでは、特に主要な登場人物を5名紹介しています。見出しは「キャラクター名(担当役者・英語声優/日本語声優)」の順で記載しています。

◇イアン・ライトフット(トム・ホランド/志尊 淳)

物語の主人公、16歳。一人称は「僕」。

内気な性格で自信が持てず、父のようになりたいと強く思っている。16歳を前に父からの贈り物を受け取り、それを使って父を復活させるも下半身のみの状態に。父を完全復活させるべく、兄・バーリーとともに旅に出る。

◇バーリー・ライトフット(クリス・プラット/城田 優)

もうひとりの主人公、19歳。一人称は「俺」。

イアンとは真逆に、豪快でちょっとがさつなところもある。好奇心旺盛で、特に魔法や歴史への興味が強い。イアンの魔法の素質を見抜き、知ってる限りの魔法の呪文を教えていく。実はイアン以上に父に会いたい思いを持っている。

◇ローレル・ライトフット(ジュリア・ルイス=ドレイファス/近藤春菜)

イアンとバーリーの母親。一人称は「私」。

朗らかな性格だが、息子たちのためなら危険を厭わない。竜と対峙する場面では、動けなくなったコーリーに変わって「呪いクラッシャー」を振り、竜の一時的な封じ込めに成功する。旅の道中でもあの手この手でうまくやりくりしており、最終的にコーリーと冒険にでかけるようになる。

◇コーリー(オクタヴィア・スペンサー/浦鳴りんこ)

酒場「マンティコアの酒場」オーナーで、彼女自身もマンティコア。

酒場の売上や店員を守るべく保守的な考え方を保っていたが、イアンの言葉を受けて以前培っていた野生を思い出す。龍の復活、呪いの成就を阻止するべく、自分が税金対策で売り払った「呪いクラッシャー」を取り戻そうと、ローレルとともに行動する。

◇コルト・ブロンコ(メル・ロドリゲス/村治 学)

警察官のケンタウロス。

ローレルの新しい恋人。イアンとバーリーからは敬遠されがちだが、ローレルの大事な家族を守ろうと奔走する。序盤では現実的な考え方を示していたが、終盤ではイアンやバーリーのノリについていけるようになり、柔軟な態度を見せている。

■監督の紹介

◇ダン・スキャロン

監督作品:「カーズ シリーズ」「メリダと恐ろしの森」「インサイド・ヘッド」他
活動期間:1998年~現在(ピクサー加入は2001年)
エピソード:1998年にコロンバス芸術大学を卒業後、複数のアニメ映画のクリエイターを手がけました。2001年にピクサーへ移動し、その後トイ・ストーリー3でストーリー編集を担当。

■まとめ

普段は当たり前にいて、時にはうるさく感じる家族の存在。でも、みんながいてくれるからこそ、一日一日をくじけずに生きていける、そんな気持ちを思い出させてくれる作品でした。日本版テーマソング「全力少年」の疾走感と共に、ワクワクと感動を同時に教えてくれる「2分の1の魔法」。是非皆さんも、作品をご覧になってみてくださいね!