映画美女と野獣 ディズニー版の簡単なあらすじ・ストーリー。声優を紹介します♪

美女と野獣 映画あらすじ

アニメ版美女と野獣のあらすじ・ストーリー!登場人物と声優の紹介もしています。東京ディズニーランドの新アトラクション 美女と野獣を魔法のものがたりを体験する前に読んでほしい♪


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ディズニー・プリンセスの1人「美女と野獣」のベルは、知っている方も多いと思いますが、美しさだけでなく「聡明さや勇敢さを持ち合わせていた、才色兼備さ」が持ち味です。

今回はそんなベルの物語を一緒に追体験し、彼女の立ち振る舞いからプリンセスとしての大切な要素の一つ「勇敢さ」について学んで行きましょう。

※この記事では、1991年公開のアニメ映画の内容を紹介しております。

■作品のあらすじ

美女と野獣の村

美女と野獣の村

田舎町に住むベルは、森の奥にある城に囚われた父・モーリスを助けるため、自ら囚われの身を買って出る。城の主は粗暴でわがままな野獣で、その性格ゆえに呪いをかけられていた。最初は互いに相容れなかったが、様々な出来事を通して少しずつ惹かれ合う。しかしそれを良しとせず、ベルを自分のものにしたいガストンが、町の人々をけしかけて野獣を殺そうと計画する。野獣は一度は命を落とすが、呪いを解かれたことで元の姿に戻り、ベルとともにお城で新たな生活を始めるのだった。


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■ストーリーの紹介

◇「むかしむかし、あるところに」

むかしむかし、森の奥深くのお城に王子様が暮らしていました。彼はわがままに育ち、優しさを完全に失っていました。

ある夜、お城へ老婆が訪れ、一輪のバラと引き換えに一夜の宿を恵んで欲しいと王子に頼みます。老婆は、「見かけに騙されて、人の心の美しさを見過ごしてはいけない」と告げますが、そのみすぼらしい姿を見た王子は彼女を追い返そうとします。

すると・・・老婆は美しい魔女の姿に変わりました。

王子の噂を聞きつけ、魔女自ら王子を試すためにお城へやってきたのです。王子は謝罪しますがもう手遅れ。魔女は、お城や召使い、そして王子自身に恐ろしい呪いをかけたのです。

魔女が持ってきたバラは美しく咲き誇りますが、バラの花びらが全部落ちてしまうまでに「本当の愛」を知ることができなければ、一生野獣のままなのです。

でも誰がこんな野獣を愛してくれるというのでしょうか・・・。

◇ベルの苦悩、父の捜索

場所は移り変わり、とある田舎町。ここに、美しい少女・ベルが、発明家の父・モーリスとともに暮らしていました。ベルは女性の中では珍しく本を読むことが大好きで、町の人々から「変わり者」と言われていました。

そんな彼女を、町一番のハンサム・ガストンが口説こうとしますが、ベルに断られ続けられます。無作法でうぬぼれ屋なガストンを好きになれないベルでしたが、ガストンも意地になり「なんとしてでも彼女を妻にする!」と躍起になるようになります。

そんなある日、父・モーリスが発明大会に参加するために、隣町へ出かけます。留守番をするベルですが、予定より早く愛馬のフィリップ帰ってきます。その様子は正常ではなく、フィリップは怯えており、モーリスは乗っていません。

実は、モーリスとフィリップは森で迷子になり、道中で狼に襲われ、フィリップはモーリスを振り払い逃げ帰ってきていたのでした。

ベルはすぐにモーリスを探すために、フィリップの道案内で森の奥深くにある大きな城にたどり着きます。薄暗く不気味ですが、ベルは恐怖心と立ち向かいながら城に足を踏み入れます。

◇不運を脱する一手

城は広く、どこに何があるのかわかりませんが、ふと気配を感じます。その先では光が動いている様子が伺え、誰かがいると確信したベルは後を追います。

そして追いかけた先で、囚われの身となっていたモーリスを発見します。無事を確認したベルはすぐに父を出そうとしますが、そこへもうひとり・・・城の主人が現れます。

実は、取り残されたモーリスは別の狼の群れに追われ、逃げ惑う中城に迷い込んでいました。雨も強く降りだし、一晩泊めてもらおうと考えて中に入りますが、その様子を見た城の主人は「自分の醜い姿を見に来た」と決めつけ、「使用人たち」が主人に申し立てる暇もなく牢に閉じ込められしまいました。そして体も弱り始めていました。

病気の父をなんとか助けたいベルは、城の主人に取引をもちかけます。それは・・・自分を身代わりに捕らえ、代わりにモーリスを釈放する、というものだったのです。

城の主人はベルに興味を持ち、「永久に城に住むこと」を条件にベルの申し立てを受けることにしますが、ベルの位置からは主人の姿が見えません。そこで「顔を見せて」と頼み、光の下に誘います。

光の下に現れたその姿はまさしく、ベルの大好きな本の物語に出てくる「野獣」そのものだったのです。

◇囚われの身のベル、野心に囚われるガストン

ベルは、恐ろしい野獣の姿を見て一瞬怯みますが、それでも決意を固め、改めて野獣の条件を呑み、やっとモーリスは釈放されます。

しかし、ベルに語りかけようとするモーリスを無理やり城から引きずり出し、魔法で動く馬車で町に送り返してしまいます。もう二度と会えない父とほとんど語り合えず、悲しさと苦しさで絶望するベル。

そんな姿を見た野獣は、彼女に部屋を与え、「西のはずれの部屋」に行かないように忠告し、晩餐に招待します。ですが彼の言葉と行動の粗暴さにベルは絶望し、ベッドにうつ伏してしまいます。

その頃、町ではガストンと街の人々が酒場で宴会を行っていました。その最中、町へ送り返されたモーリスが、ベルを助けて欲しいとガストンに頼みに来ます。

モーリスは、ベルを捕らえているのが「野獣」だと正直に話しますが、ガストンや酒場の人々は聞く耳を持たず、「おかしくなった」とモーリスを外に追い出してしまいます。

ここでガストンはとある考えを思いつきます。おかしくなったモーリスを精神病院へ入院させ、自分とベルが結婚するまで閉じ込めておけば・・・と。そしてガストンは、大金を町医者のムッシュー・ダルクに渡して協力させ、少しずつ準備を進めるのでした。

◇相容れない2人

ベルは閉じ込められ悲しみに暮れていましたが、驚きの発見もありました。

このお城の家具は言葉を話し、みんな使用人のように働いていたのです。ロウソクのルミエール、置き時計のコグスワース、ティーポットのポット夫人に、ティーカップでポット夫人の息子・チップ。みんな優しく、ベルを慰め、勇敢だと言ってくれます。

それでも粗暴な野獣と相容れることはできません。
野獣も招待した晩餐も断わられて激怒。
ベルも意地になり、嫌々紳士的な態度を取る野獣をいなします。その結果、野獣も「私と食事をとらないなら、一生何も食わせてはならん!」と怒鳴り散らすハメに。

とはいえ、空腹には勝てなかったベルは、夜に部屋を抜け出してキッチンへ向かいます。空腹を知ったキッチンの家具たちは大喜び。自分たちの腕前をベルにお披露目し、小さな晩餐会は落ち込んでいたベルを元気にさせてくれました。

その後、ルミエールとコグスワースに城の案内を頼みますが、その途中で近寄ったことのない階段を見つけます。その先が「西のはずれの部屋」であることを知ったベルは好奇心に駆られ、うまく案内をすり抜けて階段を上り始めます。

◇唐突なハプニングと募る信頼

階段の先の扉を開くと、中はまるで廃墟のような空間でした。荒れた部屋を少しずつ進んでいくと、ガラスケースの中で煌々と輝く一輪のバラを見つけます。

あまりの美しさに触ろうとするベルですが、その気配に気づいた野獣がベルを強く叱責し、周りの家具に当たり散らします。その様子を見たベルは身の危険を感じ、「ここにはいられない」とフィリップとともに城を逃げ去ります。

しかし外は猛吹雪で視界が悪く、しかも狼の群れに囲まれ絶望的な状況に。その中、身を呈してベルを助けてくれたのは・・・なんと野獣でした。狼の群れを追い返す野獣はその場で気絶し、見て見ぬ振りができなくなったベルは城へ連れて帰ります。

その時の互いの行動を指摘し合い口論になりますが、この出来事を経てベルは野獣の優しさに、野獣はベルの優しさに気づます。野獣は助けてくれたお礼に、城の図書室にある本をベルにプレゼントします。そしてベルはその本を使い、文字がわからない野獣に読み書きを教えることにします。

◇突然終わる「囚われの身」

ある日、お城で2人だけの舞踏会が開かれます。2人は少しずついいムードになりますが、その途中ベルは二度と会えない父・モーリスのことが頭をよぎり、どうしているか心配になります。

そこで野獣は、自身が持つ「魔法の鏡」をベルに見せます。鏡は望む物の姿を映し出してくれて、普段は外に出られない野獣の窓代わりとなっていました。

ベルは、鏡に父の姿を求めます。父の顔を見たい一心でしたが、鏡に映ったのは、吹雪の中今にも死にそうなモーリスの姿でした。実は、モーリスはベルを助けに森に入ったものの、吹雪に見舞われ動けなくなっていたのです。

うろたえるベルの姿を見た野獣は愛する彼女を気遣い、魔法の鏡を持たせ、父を助けに行くよう伝えて釈放します。ベルは心から感謝を伝え、急いでモーリスを助けに向かいます。

◇「怪物なのは彼ではなく、あなたよ!」

モーリスは気を失ってましたが、ベルが家に連れて帰り看病したことで目を覚まします。やっとの父との再会でしたが、幸せは長くは持ちません。

ノックが聞こえたベルは扉を開けると、精神病院へモーリスを連れて行こうとする町の人々を目にします。入院の理由とガストンの目論見を知ったベルはガストンを拒絶し、さらに魔法の鏡を使って野獣の存在を町中に伝え、モーリスの頭はまともであることを伝えます。

「見かけは恐ろしいけど、とても親切で優しい」。そう紹介したベルの様子を見たガストンは、二人の関係に気づきます。そしてベルの更なる牽制に怒りと嫉妬心を燃やし、町中の人々に野獣に対するでまかせや嘘を誇張し、町の男たちを連れて野獣を殺しに城へ向かいます。

ベルとモーリスは閉じ込められてしまいますが、バッグに隠れていたチップのひらめきによって脱出に成功。遅れながらも野獣を助けるために、森の中を駆けます。

◇切られる戦いの火蓋

ガストン達が城へ迫る中、城の使用人たちもその接近に気づき、野獣に報告をします。でもベルを手放したことで落ち込む野獣は、「来るに任せる」と自暴自棄になります。

野獣の指示が無い以上、なんとしてでも城を守りたい使用人たちは、町の人々をあえて城の中に誘い込み、己の姿を最大限に活用して歯向かいます。ルミエールの火力、ポット夫人やカップたちの熱々のお茶、ワードローブのタンス攻撃・・・次々に町の人々を追い返していきます。

しかし、その騒動の隙に野獣を見つけたガストンは、矢を一発お見舞い。苦しむ野獣に闘うよう仕向けますが、野獣の戦意はとうに消え去っていました。しかしそこへ、脱出して後を追ってきたベルを見つけ正気を取り戻し、一方的に攻撃を受けていた野獣は一気にガストンを追い詰めます。

あともう少しの所まで迫りますが、ここでガストンの命乞いを受けて思い留まります。その行動が命取りとなり、直後に現れたベルと再会を果たし安心している隙に、ガストンの短剣で野獣の脇腹が刺し抜かれます。

野獣は痛みと苦しみから暴れ、その反動でガストンはバランスを崩し、そのまま谷底へ落下、命を落とすこととなります。ベルの支えで野獣は落ずに済みますが、刺された傷は致命傷でした。野獣はベルに必死に愛の言葉を伝えながら命を落とします。

ベルは野獣の死を受け止められず、彼の亡骸にすがり、泣きながら愛の言葉を伝えます。そして・・・バラの最後の花びらが散ります。

◇真実の愛で解ける呪い

その悲しみの中、一筋の・・・いえ、複数の光が降り注ぎます。流星群のような光の雨とともに、野獣の体が次第に浮いていき、光とともに彼の体はみるみる人間の姿になっていきます!

目を覚ました野獣の姿に驚くベルですが、姿が変わっても瞳が変わらないことに気づき、彼が今までともに時間を過ごしていた野獣であることを確信します。

2人が愛の口づけを交わしたとき、城にかけられていた呪いが解けていきます。家具にされた使用人はみんな人間に戻り、城も本来の姿を取り戻します。

ベルによって呪いが解かれ、愛することと愛されることを学んだ王子は、心に優しさを完全に見出していました。そして2人は後に結婚し、いつまでも末永く幸せに暮らすのでした。

■登場人物の紹介

ここでは、特に主要な登場人物を5名紹介しています。見出しは「キャラクター名(担当役者・英語声優/日本語声優)」の順で記載しています。

◇ベル(ペイジ・オハラ/伊東恵里)

ディズニープリンセスの1人。物語の主人公。

田舎町に、父とともに住んでいる。森で行方不明になった父を探し、城に囚われた父を助けるために、自ら身代わりを買って出る。はじめは野獣と関わりを持ちたくない気持ちを固めていたが、彼の優しさに気づいていき、次第に惹かれるようになる

◇野獣/ビースト(ロビー・ベンソン/山寺宏一)

城の主人。元々は人間で王子だったが、魔女の手で呪いをかけられ野獣の姿に変えられる。

わがままな彼が呪いを解くために「真実の愛」を学ぶ必要があり、その鍵となるベルを城に幽閉に近い形で住まわせる。当初は自身の見た目と相まってベルに近づけないと思い込んでいたが、ベルの真摯な態度に惹かれ、自分を変えようと奮起する。

◇ガストン(リチャード・ホワイト/松本宰二)

ディズニー・ヴィランズの1人。

町で狩人として生活しており、ハンサムな見た目から町の女性たちの虜の的となっている。当の本人はベルにぞっこんだが相手にされず、無理やり結婚させようと計画を立てるも破綻。最後は城で野獣を探検で刺した後、バランスを崩して落下し死亡した。

◇ルミエール(ジェリー・オーバック/江原正士)

城の給仕係。呪いをかけられ、ロウソクの姿に変わる。

規律正しさを持ち合わせる他の使用人と比べるとややおおらかで、女性を口説くことが大好き。機転がきいた妙案を思いつくこともあれば、あまりに焦りすぎてロウが溶けかかるほどの時もあり、意外と起伏の上下が激しい時もある。

◇コグスワース(デヴィッド・オグデン・スティアーズ/熊倉一雄)

城の執事頭で、城中の使用人を取り仕切る。呪いをかけられ、置時計の姿に変わる。

ルミエールと真逆の性格。几帳面かつ規律に厳しく、少しでも命令されたこと以外の状況が目の前で起きると気が利かなくなってしまう。それでもいざという時ははっちゃけて、周囲の仲間を助ける行動に出ることもある。

◇ポット夫人(アンジェラ・ランズベリー/福田公子)

城の執事頭で、主にキッチンの使用人を取り仕切る。呪いをかけられ、ティーポットの姿に変わる。

ルミエールとコグスワースを足して割ったような性格で、規律に厳しいが行き過ぎておらず、おおらかさもあるが締めるところは締めている。実際に怒らせると口も悪くなり、強行手段に出てしまうことも。ティーカップのチップは彼女の息子。

■監督の紹介

◇ゲーリー・トゥルースデイル

活動期間:1982年~活動開始
監督作品:「アラジン」「ライオンキング」「ノートルダムの鐘」など
エピソード:2003年からはドリームワークスアニメーションへ移籍し活動をしていたものの、2019年に退社している。

◇カーク・ワイズ

活動期間:1985年~活動開始
監督作品:「ビアンカの大冒険/ゴールデン・イーグルを救え!」「実写版・美女と野獣」など
エピソード:アニメーターだけでなく、実写映画の監督としても有名で、「千と千尋の神隠し」に助っ人として参加した経緯を持つマルチプレイヤー。

■まとめ

ただ待っているだけでなく、自分から行動する強さも、プリンセスとしての要素の一つですね。分かり合えないと思う相手とも気持ちを分かち、嫌だと思うことは嫌だと言える強さは、現代の人々にも当てはめられる要素です。ベルのように、私たちも強さを心に燻らせられるといいですね!

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