トイ・ストーリー1・2・3あらすじ♪キャラクターのエピソードごとの気持ちの変化

トイストーリー キャラクター

映画トイストーリーで1・2・3・4と子供の成長と共におもちゃの環境も変わり心境も変化。ウッディ、バズ、リトル・グリーンメンたちのエピソードをまとめました。


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おもちゃの視点から描く「おもちゃの一生」。寿命ではなく「彼らの存在意義」や「向き合うべき時期」についてを、ユーモアを含めて描ききった「トイ・ストーリー」シリーズは、2019年公開の「トイ・ストーリー4」までで、映画作品や短編作品を含め、数々の物語が描かれてきました。

今回はその中でも、「おもちゃの存在意義」に特に注目度を当てた長編映画3作品のストーリーを追ってみましょう。

■ストーリーの紹介(トイ・ストーリー)

トイストーリー キャラクター

トイストーリー キャラクター

画像出典:ディズニーストア公式ホームページ ©Disney/Pixar


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トイ・ストーリー | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)

◇ひと部屋のおもちゃたちの秘密

ウッディ、バズ

ウッディ、バズ

アメリカのとある家に暮らす少年・アンディ。彼はおもちゃに囲まれながら、毎日楽しく遊んでいました。特にお気に入りのカウボーイ人形・ウッディを主人公にし、彼がヒーローとして活躍する話を作り上げ、周囲のおもちゃを巻き込んで1人芝居するのが一番楽しい遊びでした。

そんなアンディが所持するおもちゃたちには秘密がありました。アンディが眠ったりいなくなったりすると、おもちゃたちが自由に動き出し、話し出すのです!おもちゃたちを取りまとめるリーダーは、やはりウッディです。

そんなおもちゃたちは、アンディのお誕生日に来る新しいおもちゃについて興味津々。いよいよ箱から現れた新しいおもちゃは、最新の機能を搭載したバズ・ライトイヤーでした。彼はこれまでのおもちゃになかったような新機能を搭載しており、瞬く間にアンディの心を鷲掴みにします。

さらにバズは、自分が本物のスペースレンジャーであると思い込んでおり、偶然が重なった登場演出でもかっこよく決め、既存のおもちゃたちからも一目置かれるようになり、その様子を見たウッディは嫉妬からバズを罵りますが、そんな言葉をなんとも思わないバズの態度にさらに焦りを見せるようになります。

そしてウッディは、アンディの家族が引っ越すことになる事態を利用し、バズを懲らしめようと企みます。ウッディの考えでは、机の下に落としてしまうという考え・・・でしたが、不運とタイミングが重なり、バズは窓の外に落下してしまいます。

この様子を見た仲間たちは、「バズを意図的に突き落とした」とウッディを追求。信用を失ったウッディの発言に、誰も耳を貸そうとしなくなります。そこへやってきたアンディはバズが見つからないことを悲しみながら、ひとまずウッディだけを連れて、ピザショップへ行くために車へ乗り込みます。

◇隣家・シド少年への手荒な歓迎

道すがら通りかかったガソリンスタンドで止まった車。そこへ、後を追ってきたバズが乗り込んできます。ウッディは信用回復の為なんとか語りかけますが、その態度が拍車をかけ大喧嘩に。車外へ放り出された2人をよそに、車は発車してしまいます。

なんとか追いかけた2人でしたが、その後ゲームセンターで気づいてもらおうと行動した結果とんでもないトラブルが。アンディの家の隣に住む男の子・シドに、UFOキャッチャーの景品として捕まえられてしまうのです。

シドはアンディとは真逆でおもちゃを大事にせず、自分の私利私欲のための道具にするしか頭にない少年でした。おもちゃを爆弾にくくりつけ爆破したり、改造して別の玩具にする・・・なんてことはざらなことで、アンディの家のおもちゃたちはシドをひどく恐れていました。

ウッディは隣のアンディの家に戻ろうとしますが、なかなかうまくいかずイライラします。さらにバズは、偶然見かけたテレビCMで自分が「ただのおもちゃ」であることを認識させられてしまいます。諦めきれず階段から飛ぼうとして片腕を壊し、それを見つけたシドの妹・ハンナにおままごとの相手をさせられてしまいます。

戦意を失ったバズでしたが、ウッディの説得によって息を吹き戻し、改めて脱出しようとしますが・・・今度は腕が壊れたバズをシドに見つけられてしまい、「壊れたおもちゃに用はない」と、バズを爆破装置にくくりつけようとします。

おもちゃへの悲惨な行いを続けるシドに頭が来たウッディは、これまでシドに改造されたおもちゃたちを集め、復讐を決行することにします。「人前で喋ってはいけない」というルールを破り、シドに対して個人的な怒りをぶつけるウッディ。

この事態に恐怖心でいっぱいになったシドは、おもちゃを見るだけで叫びだすほどのトラウマを叩きつけられることになるのでした。

◇幸せなメリー・クリスマス

シドへの復讐を果たしたウッディたちは大満足。しかし、アンディの家から、車の発車音が聞こえます。慌てて脱出するウッディとバズ。なんとか後続のトラックに追いつきますが、トラックにいたおもちゃたちから門前払いをくらい、追い出されてしまいます。

その後、助けに来たバズと共に走るウッディを見て、誤解だと知った仲間たちが救助に向かうも、トラックのスピードの差には追いつけません。バネのおもちゃ、スリンキー・ドッグの耐久力も虚しく、2回目の置いてきぼりを食らってしまうのでした。

それでもバズは諦めません。自分の背中に取り付けられたロケットを駆使し、トラックを追い抜いてアンディの車に直接乗り込みます。なくしていたはずのバズとウッディを見つけて満足のアンディは幸せに包まれながら、新居でのクリスマスを迎えます。

■ストーリー紹介(トイ・ストーリー2)

トイストーリー バズライトイヤー

トイストーリー バズライトイヤー

トイ・ストーリー2 | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)

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◇おもちゃマニアによる突然の悲劇

ウッディとバズの関係は良好で、おもちゃたちも仲良く楽しい日々を送っていたある日のこと。

カウボーイ・キャンプへ向かうアンディは興奮のあまり、ウッディの片腕を壊してしまいます。結局ウッディは部屋に置いていかれることになり、ウッディ自身は「自分はこのまま捨てられてしまうのではないか」・・・という不安に蝕まれるようになります。

次の日、アンディの母親がヤードセール(日本で言うフリーマーケット)を開催することにし、アンディの部屋から喉が壊れて声が出なくなったペンギンのおもちゃ・ウィージーが連れて行かれることに。

ウィージーをそのままにしておけないアンディは、前作の最後に登場した飼い犬のバスターを呼び出します。壊れて使えない片腕をかばいながらヤードセールへ向かい、無事ウィージーを救い出すも、バスターのジャンプに対応できず、ウッディは床に落ちてしまいます。

その拍子に紐が引っ張られ、内蔵音声が再生されると、ひとりの男性が目を光らせます。そしてあろうことか、アンディの母の目を盗み、ウッディの人形を盗み出してしまうのです!

男性の正体は、おもちゃマニアで玩具販売店の店長・アルでした。彼は数少ないコレクション商品であるウッディを日本のおもちゃ博物館へ売り飛ばし、巨額の富を得ようとしていたのです。その事実を知ったバズたちは、ウッディを助けるべく、アルの経営店「トイ・バーン」へ向かいます。

◇自分の本当の居場所

その頃ウッディは、連れてこられたどこかのビルの部屋で、自分と似たカウボーイ人形の女の子・ジェシーや、馬の人形・ブルズアイ、鉱山夫の人形・プロスペクターとも出会います。そこでウッディは、自分にかかる付加価値を知ることとなります。

ウッディは元々、テレビが白黒放送の時代に人気だった人形劇「ウッディのラウンドアップ」の主人公で、仲間たちの中でも特に人気を誇るキャラクターでした。しかし番組は、スプートニク・ショック(当時のソ連による衛生放出への混乱時期)によって打ち切りとなり、人形たちは倉庫の真っ暗闇に閉じ込められていたのでした。

今や番組に出演していた人形はプレミア扱いされており、ウッディはその数少ないコレクション商品の1つ。ウッディが来ればおもちゃ博物館に行ける・・・そう思っていたジェシーたちでしたが、当のウッディはアンディの元へ帰ろうとしており、意識の違いで口論に発展。

おもちゃ屋の店主・アルの呼び出しでやってきたおもちゃ修理業者の手で、破れから汚れまですべてが綺麗になったウッディは喜びますが、その様子を見てもジェシーは冷ややかな態度を取り続けます。

実はジェシーも、元々ひとりの女の子の所持するおもちゃでした。しかしその子が成長するにつれ自分の存在は忘れられていき、最後は「世界の子供たちへの寄付」という形で主の元を離れることになってしまったのでした。

プロスペクターやブルズアイに至っては売れ残りの商品から見つけられたという経緯が有り、日本のおもちゃ博物館へ行くことを強く願っていました。そんな彼らの気持ちをくみ取ったウッディは、とうとうアンディの元へ帰らず、共におもちゃ博物館へ行くことを決めるのでした・・・。

◇おもちゃである理由

その頃、バズやスリンキー・ドッグ、ハムにミスター・ポテトヘッド、さらにレックスといった色の濃いメンバーでウッディを助けにた面々は、やっとの思いでおもちゃ屋「トイ・バーン」に到着します。

しかしこのおもちゃ屋の中でバズは、自分の上位互換おもちゃ「ニュー・バズ」と出会い、不審者と間違えられて捕らえられてしまいます。さらに合流した仲間たちがニュー・バズを「自分たちの」バズと勘違い。成り代わる形で迎え入れられ、ウッディ捜索を再開してしまいます。

ニュー・バズの破天荒な行動に一喜一憂しつつ、後を追う仲間たち。そしてアルの自宅でウッディを見つけ、アレックスの頭を使って部屋に突撃します。部屋の中では、捕獲状態から脱出したバズとニュー・バズが出くわしますが、足に書かれた名前で本物の見分けがつくのでした。

そして「本物の」バズがウッディと共に帰ろうとしますが、ウッディは博物館へ行くことを伝え、2人は言い合いになります。そしてバズは、ここまで助けに来たことを後悔し、ウッディを置いて家に帰ろうとしました。

ウッディは悩みますが、当時の映像に写る「子供達の笑顔」を見たウッディは、自分の使命が「大勢の人に愛される事」ではなく、「持ち主のアンディみ愛されること」であることに気づきます。そこでウッディは、ラウンドアップの仲間たちを連れてアンディの家に帰ることを考えます。

しかし、プロスペクターの考えは歪んでいました。博物館以外におもちゃの幸せはない・・・その考えに固執し、ウッディやジェシーらを部屋に閉じ込めてしまいます。そこへアルがやってきてしまい、動けなくなったウッディたちはトランクに引き戻され、そのまま持ち出されてしまうのでした。

バズたちもエレベーターで後を追いますが、そこでバズのビデオゲームに登場する悪役・ザーグと出くわします。ニュー・バズは彼を倒そうと必死になるも、実はゲーム上の設定でバズとザーグは親子であることが発覚。一度はレックスの力でなぎ倒されるも、後に和解したニュー・バズとザーグはおもちゃ屋に残り、仲良くキャッチボールに勤しむのでした。

◇追跡の先に見つけた幸福

リトル・グリーンメンサンタ

リトル・グリーンメンサンタ

ピザショップのトラックを見つけ、バズのハンドルさばきとハムの重みを活かして運転することに。到着した空港内でウッディを捜すバズは閉じ込められているトランクを見つけますが、中にいたプロスペクターのつるはしで殴り飛ばされてしまいます。

怒りでプロスペクターを押し倒すウッディですが、制された挙句直された腕を壊され、「博物館に行けばいくらでも戻る、だからトランクに戻れ!」と脅迫を受けます。しかし、別行動していた仲間たちの行動で、プロスペクターの行動は抑えられ、見知らぬ少女のバッグに差し込んでしまうのでした。

連れて行かれたプロスペクターにひと安心するも、トランクにはまだジェシーとブルズアイが残っています。ブルズアイは自力で脱出しますがジェシーは間に合わず、トランクはそのまま飛行機に詰め込まれてしまいます。

飛行機まで追いかけ、やっとジェシーを取り戻すウッディでしたが、時遅く出発時間に。非常口を使おうとするも、足を滑らせるウッディでしたが、落とした帽子を追いかけてきたブルズアイとバズにキャッチされ、さらにウッディの作戦により、落ちたウッディとジェシーを、バズがキャッチすることに成功します!

無事に家に戻ったウッディと仲間たち。キャンプから帰ったアンディはウッディの肩を自分で直し、一件落着。ヤードセールに出されてたペンギンのおもちゃ・ウィージーも部品を見つけて修理に成功し、喜びのあまり歌いだすのでした。

■ストーリー紹介(トイ・ストーリー3)

トイストーリー

トイストーリー

◇10年の歳月がもたらす悲劇

ウッディ トイストーリー

初代トイ・ストーリーから10年が経過し、アンディも成長していきました。その影響もあり、昔のようにおもちゃで遊ぶ機会も少なくなり、おもちゃたちもそのことを自覚していました。それに、一部のおもちゃたちは売られたり明け渡されたりしており、残ったおもちゃはごくわずか。

ウッディと恋仲だったボー・ピープも明け渡されており、その事実に悲しむウッディでしたが、それ以上にとんでもない事実が突きつけられます。アンディが大学へいくことをきっかけに、おもちゃの整理をすることにしたのです。

トイ・ストーリー3 | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)

アンディは長年自分の大好きだったウッディだけを寮へ持っていき、他のおもちゃは屋根裏部屋に入れることを決心します。しかしアンディの母の勘違いで、屋根裏部屋に入れるはずの袋をゴミとして出してしまうのです。

外の様子がわからないおもちゃたちは、アンディの母の「ガラクタ」発言が自分たちのことだと思い込んでしまい、捨てられると勘違いしてしまいます。そしておもちゃたちは、一縷の光を求めて保育園への寄付箱へ入り込みます。

やってきた場所は「サニーサイド保育園」。保育園内のおもちゃのリーダー、ロッツォ・ハグベアや数々のおもちゃたちに歓迎され、ロッツオから保育園内の素晴らしさを語られます。その言葉に感心したバズやジェシー、その他のおもちゃたちは、捨てられるくらいなら・・・と保育園に残ることを決めます。

◇「サニーサイド保育園」の実態

トイストーリー パスケース

一方ウッディも、他のおもちゃたちが本来行くべきであった屋根裏部屋に行ってないことを知り、寄付された「サニーサイド保育園」へと向かいます。仲間たちを見つけ戻ろうと提案しますが、バズは捨てられたと思い込んだ影響で話を聞こうとせず、ジェシーはアンディに選ばれたウッディへの妬みから暴言を連発。

思わぬ冷遇に驚きと失意を隠せないウッディ。結局ひとりで保育園を後にしようとしますが、タイミング悪く子供達が現れ、帰宅前の子供郡の中にいたひとりの女の子、ボニーに拾われてしまいます。ボニーは自分の部屋のおもちゃと遊ぶのが大好きで、ウッディはひと時の安らぎを得ます。

夜、ボニーが眠った部屋で、おもちゃたちはウッディへの質問攻めが繰り広げられます。しかし、ボニーに拾われるまでのいきさつで「サニーサイド保育園」の名前を出すと、おもちゃたちの表情は引き攣り、無事に抜け出せたウッディを褒めたたえます。

実はサニーサイド保育園、優しい見た目の裏側に悪魔のような実態を隠していたのです。年少の子で編成された「イモムシ組」の子供たちはおもちゃを大事に扱わないため、保育園へ行ったおもちゃは大抵2~3日で壊され、捨てられる運命にありました。

しかも、優しい見た目をしたロッツオ・ハグベア。彼こそが保育園のおもちゃたちを支配する権力者だったのです。彼も元々所有者がいましたが、手違いで仲間のおもちゃと置いてけぼりになり、なんとか家にたどり着いたロッツオを待ち受けていたのは「新しいおもちゃと楽しく暮らす少女」という、見ていられない光景だったのです。

そしてそれ以降、性格が歪んでしまったロッツオは人間不信になり、人間に憧れを抱く新入りのおもちゃをあえて「イモムシ組」に編成させ、おもちゃが壊れていくのを楽しむようになったのです。さらにおもちゃを自分の支配下に置き、逃げられないよう監視までしているのです。

話を聞いたウッディは、保育園へ戻ることを決意。しかし、戻った保育園ではとんでもない事態が待ち受けていました・・・。

◇ロッツオの毒牙が向かう結末

保育園内では、ロッツオの毒牙にかかった仲間たちが折に閉じ込められていました。そしてウッディの親友だったバズはロッツオたちの手によりリセットボタンを押され、記憶を消した上で手駒として利用されていたのです。

そこでウッディはひと芝居働き、仲間たちを次々に開放していきます。そしてバズも元に戻そうとしますが・・・リセットボタンを長く押しすぎてしまい、「スペイン語モード」にチェンジされてしまいます。

一応仲間になったバズを引き連れて、なんとか保育園を脱出しようとします。猿のおもちゃの監視やビッグベビーの追跡をなんとか撒いていきますが、最後の最後でロッツオたちに見つかってしまいます。おもちゃとしての威厳や存在意義をことごとく否定され、貶されていくウッディたち。

しかし、その言葉を聞いたビッグベビーの反旗を翻す行動で、ロッツオはゴミ箱の中へ。脱出するためみんなで協力しますが、ウッディの足を這い上がってきたロッツオが捕まえ、ゴミ箱の中へ引き戻されてしまいます。それを止めようとした仲間たちも、次々にゴミ箱へと入ってしまいます・・・。

ゴミ収集トラックは、そんなことを知る由もなく焼却炉へ到着し、無常にもウッディたちを放り込んでしまいます。なんとか脱出を測りますが、直前で改心したロッツオの裏切り行為により、おもちゃたちは絶体絶命にピンチに。最期を悟り、手を取り合って炎の中に・・・。

そう思っていたとき、ミスター・ポテトヘッドに助けられ、以降彼の養子になってたリトル・グリーンメンの3人が、焼却炉内の機械を操作し、見事おもちゃたちを全員助け出すことに成功します!

・・・裏切ったロッツオも脱出に成功しますが、直後に通りかかったトラックの男性に引き取られ、砂埃舞うトラックのボンネットにくくりつけられ、張り付けられたまま身動きとれず一生を送ることになったのでした・・・。

◇「おもちゃ」が「おもちゃ」であるがため

急いで家に戻ったおもちゃたち。バズやジェシーはアンディを見守るよう強く願い、屋根裏部屋行きの箱へ戻ります。ウッディもその思いを受け取って大学行きの箱に戻ります・・・が、ウッディは考えます。おもちゃとしての幸せの意味・・・。

そうして出した答えは、「ほかの子供に愛してもらう」という道でした。ウッディは、おもちゃを愛してくれるボニーの家の住所を付箋に書き留め、屋根裏部屋行きの箱に貼り付けて自分もその中へ飛び込みます。

付箋をみたアンディは、悩んでた思いを振り切り、すべてのおもちゃをボニーへ明け渡すことにします。ウッディが入ってることを知らなかったアンディはボニーの喜びを複雑に感じますが、それでも自分が一番好きだったおもちゃであることを語り、大事にしてくれるよう約束します。

そしてアンディは大学へ向かい、ウッディたちはボニーの家のおもちゃたちに歓迎され、また「子供に愛されるおもちゃ」としての楽しい日々を送るようになるのでした。

■登場人物の紹介

トイストーリーキャラクター

トイストーリーキャラクター

ここでは、特に主要な登場人物を7名紹介しています。見出しは「キャラクター名(担当役者・英語声優/日本語声優)」の順で記載しています。

「トイ・ストーリー」シリーズは、映画と短編、テレビアニメにて声優の変更が行われています。この記事では、映画版の声優を紹介しておりますので、ご注意くださいませ。

また、トイ・ストーリーはシリーズを通して出演キャラクターが多いため、筆者自身が物語のキーパーソンとなったと感じたキャラクターを紹介しております。もし好みのキャラがいなかったら申し訳ありません・・・。

◇ウッディ(トム・ハンクス/唐沢寿明)

「1」からのレギュラーキャラクター

アンディの家のおもちゃたちのリーダーで取りまとめ役。頼りがいが有り、実際みんなから慕われている。

普段は仲間想いで兄貴分だが、嫉妬心を抱くこともあり、それゆえにバズ墜落事件の切っ掛けを作ってしまった。またおもちゃとしての将来に不安もあり、2ではその部分をつつかれて一時期家に戻ることを諦めていた。

3ではアンディに連れて行くことを決められるも、おもちゃたちの将来を気にして、他の子の元へ預けられる道を選び、そこでもおもちゃとしての使命を果たしていくことになる。

◇バズ(ティム・アレン/所ジョージ)

「1」からのレギュラーキャラクター

アンディの誕生日プレゼントとしてやってきた新しいおもちゃ。自身をスペース・レンジャーと思い込んでおり、最初はウッディと犬猿の仲になるも障害を乗り越え固い友情で結ばれる。

「2」では連れ去られたウッディを救出すべく行動するも、おもちゃとしての使命を忘れたウッディに対して愛想つかす場面もあったが、最後に決断を下したウッディを最後までサポートした。

「3」では逆に、アンディに捨てられたと勘違いしたことがきっかけで、おもちゃとしての使命を捨て去ろうとしてしまう。またロッツオ・ハグベアの企みで記憶をリセットされ、記憶が戻るまでの間仲間たちに敵意を示すか、ジェシーに求愛行動を取るなど、仲間を困らせる場面も。

「2」以降はウッディに次ぐリーダーシップを見せるも、彼(またジェシー)の「保安官」という立場を意識して前に出ないようにしている。また、「3」の事件以降、ジェシーとは相思相愛の仲になっている。

◇ジェシー(ジョーン・キューザック/日下由美)

「2」からのレギュラーキャラクター

過去にウッディ、プロスペクター、ブルズアイと共に人形劇「ウッディのラウンドアップ」に出演していた、カウボーイの女の子をかたどった人形。これまで薄暗い倉庫にずっと保管されていたため、明るい博物館に保管されることを強く願っていた。

それでもウッディの説得や、過去に持ち主に愛されていた記憶を呼び覚まし、アンディの家にやって来る。

「3」では捨てられると勘違いしたことから絶望するも、ロッツオの企みや本当に必要としてくれる人のことを思い出したジェシーは、再び活力を取り戻してアンディの家に戻る。最後はボニーの家に引き取られ、そこのおもちゃと楽しい日々を過ごす。

◇ポテトヘッド夫妻

ミスター・ポテトヘッド(ドン・リックルズ/名古屋章【1・2】→辻萬長【3以降】)
ミセス・ポテトヘッド(エステル・ハリス/楠トシエ【2】→松金よね子【3以降】)

ミスターは「1」から、ミセスは「1」ラストより登場するサブキャラクター

ポテトの体に顔がくっついた、見た目そのままのじゃがいもキャラ。口が悪く、すべてのことに否定的な部分があるミスター。恋焦がれる中、「1」のラストでミセスと出会い、恋に落ちる。

ミセスはそんなミスターの背中を押し、互いを愛し尊敬しあえる仲となっている。悪く言えばバカップルに近いが、意外と常識的な面も持ち合わせている。

「2」の最中でトラックにくくりつけられていたリトル・グリーン・メンが吹き飛ばされそうになったところを助け、それを機にミスターは彼らに恩人として付きまとわれるようになる。それを見たミセスの提案で養子となり、「3」でもその関係が続いている。

◇リトル・グリーンメン

担当声優さんが複数いるため、下記の通りになります。

英語版:ジェフ・ピジョン(映画)、デビ・デリーベリー(1のみ)
日本語:落合弘治(映画)、石井隆夫(1のみ)、桜井敏治(2以降)、多田野曜平(3以降)

「1」からのサブキャラクター

3つ目の人形。「1」ではUFOキャッチャーの中で多数の人形が登場。内1体かがシドの手で積み上げられ、それを助けようとしたウッディ、バズも道連れとなってしまう。

「2」ではそれとは別のリトル・グリーン・メンが登場。トラックに飾りとしてくっついていたが、運転のあおりで飛ばされそうになっているところをミスター・ポテトヘッドに助けられる。それ以降、彼を「命の恩人」とし、さらに養父として慕うようになる。

元々UFOキャッチャーの景品用として制作された影響か、上から下りてくるアームやそれに近い機器のことを「神様」と呼んでいる。実際「3」では「神様」(ゴミ仕分け用のアーム)を操作して焼却炉からおもちゃ全員を救い出した。

◇シド(エリック・フォン・デットン/堀裕晶)

「1」におけるディズニー・ヴィランズ。

おもちゃを実験道具に仕立て、爆弾などを用いて爆破することを喜びとしている少年。

マッドサイエンティスト気質を持っており、妹の人形でもお構いなしに改造を加える。

最後はおもちゃたちの怒りを受け、おもちゃ自体がトラウマとなってしまい、おもちゃを見るだけで逃げ出してしまうという自業自得の最後を迎える。

◇プロスペクター(ケルシー・グラマー/小林修)

「2」におけるディズニー・ヴィランズ。

過去にウッディ、プロスペクター、ブルズアイと共に人形劇「ウッディのラウンドアップ」に出演していた、鉱山夫をかたどった人形。単体では意味がないが、ウッディら過去の出演者が勢ぞろいすることで博物館へ行けるため、家に帰りたいウッディやジェシーを脅迫する。

最後はバズらの助力により捕らえられ、ほかの女の子のバッグに差し込まれた挙句、そのまま持ち帰られてしまう。

◇ロッツォ・ハグベア(ネッド・ビーティ/勝部演之)

「3」におけるディズニー・ヴィランズ。

アンディの家の近くにある「サニーサイド保育園」のおもちゃたちをとりまとめるリーダー。表向きは優しく世話好きな老テディベアだが、その内面は歪みきっており、新入りのおもちゃが壊れるのを楽しむ様子が描かれている。

様々な手を使ってウッディたちの脱走を邪魔し、最後まであがきを見せるが、トラック運転手に拾われ、車に張り付けられたまま身動きがとれなくなるという最後を迎える。

■監督の紹介

◇ジョン・ラセター(1・2の監督、及び3の制作指揮)

監督作品:「きつねと猟犬」「美女と野獣」「リトル・マーメイド」など
活動期間:1979年~
エピソード:「トロン」を見てCGアニメーションに期待を持ったラセター氏は、ピクサー以前よりCG技術をアニメに取り入れるようになった前任者でもある。また、アメリカ公開用のジブリ作品の制作指揮に携わっている。

◇リー・アンクリッチ(3の監督)

監督作品:「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「カーズ」など
活動期間:1994年~2019年
エピソード:元々テレビドラマの編集担当だったが、その映像編集力からピクサーへ招待された。共同監督の経験は豊富だったが、単独監督作としてはトイ・ストーリー3が初作品。2019年にピクサーを退社。

■まとめ

おもちゃたちの大冒険を3作まとめて紹介させていただきました!

ついつい遊ばなくなったおもちゃは捨ててしまいそうですけど、なんだかトイ・ストーリーをみるともったいなくて、捨てられなくなっちゃうんですよね・・・。おもちゃだけじゃなく、持ち物を大事に使うことや、大人になることがいけないことではないことも学べる作品ですね。

みなさんもぜひ、今一度トイ・ストーリーの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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